社会人が一番使うペンと言えばボールペンだろう。私も何本か持っているが、何でも良いという人もいればこだわりの一本を使っている人もいるなど人それぞれだ。私も普段使いと打合せ時に使うもの、バッグに入れておくものと何種類か使い分けているが、気にしているのは持ち心地と書き味だ。
手触りの良いボールペン「ピュアモルト」
手触りの良さが特徴的なのが、三菱鉛筆の「ピュアモルト」という油性ボールペンだ。書き味にそれほど特徴があるわけではないが、軸の部分が他のボールペンとは一味違う。材料としてウイスキー樽の側板が使われているのだ。
以前、サントリーウイスキーの白州工場を見学したことがあるが、静かな倉庫にひっそりと並んでいたウイスキー樽が記憶に残っており、そういった樽から軸が作られていると思うと何だかありがたい。また、使う材料によって色合いや木目が異なるため、一本として同じものがないというのも希少感がある。
ウイスキーの樽というのは、樹齢数十年から100年経った木が使われ、樽になってからさらに数十年ウイスキーを抱きながら静かに保存される。そんな長い年月を経て誕生したボールペンだと考えれば、使っているうちに味が出るような気がする。
触り心地は木製品特有の暖かみがあり、思ったよりも軽いので書き続けていても疲れない。書き心地は前述したとおり至って普通なのだが、雰囲気を楽しむボールペンとしては使っているうちに愛着のわく一本だと思う。
他にも使いやすいボールペンはいろいろ
他にも愛用しているのボールペンが、パイロットの「タイムラインFUTURE」と「コクーン」だ。どちらも重さのバランスが非常に良くて、書いていても疲れないのが特徴で、油性ボールペン特有のヌルッとした書き味が特徴だ。使いやすくてお気に入りのボールペンは、持っているだけでもモチベーションがあがる道具だと思う。
oyakode-polepole.hatenablog.com