スマホやiPadを使っていると、指で触った部分の汚れが気になってくる。コロナ禍の現在ではなおさらだ。だからこそ、以前は良く使われていたタッチペンが再び脚光を浴びている。私も三菱鉛筆から6年前に発売された商品を、つい最近買い求めて使い始めた。
スリムで使いやすい3色ボールペン&タッチペン
最近購入して使い始めたのが、三菱鉛筆の「3色ボールペン&タッチペン ジェットストリームスタイラス」という商品だ。タッチペンと三色ボールペンが一つになった商品だが、非常にスリムで使いやすい一本だ。
もともと、iPad miniで筆談用のソフトを使うために購入したのだが、タッチペン部分に工夫があり反応がとても良い。また、ボールペン部分は書き味の良さに定評のあるジェットストリームなので、当然のことながら書きやすくて快適だ。
タッチペンといえば、ツルッとしたラバー状の先端を思い浮かべるが、このタッチペンはふわふわとした繊維をまとっている。これは「Agファイバーチップ」という特殊繊維を使っているからで、タッチした際に繊維が面になることによって軽い力で使っても感度が良い。
また、3色ボールペン部分は軸を回転することによって色が変わるようになっていて、カチカチと気持ち良く止まるのが特徴だ。ボディの素材もアルミが使われているので、軽量ながらしっかりとした作りとなっている。
購入してから常にビジネスバッグ入れているが、外出先でメモを取ったりiPad miniを使ったりする時に便利に使える一本だ。
復活したタッチペン人気
スマホが一気に流行り出した時に、いろいろなタイプのタッチペンが発売された。中にはキーホルダーやストラップになっていて、スマホと一緒に持ち歩けることをセールスポイントにした商品もあった。その後、タッチペンを使うよりも指の方が早く正確に入力できるとして、タッチペンの需要はかなり減った。
それが、コロナ禍になって直接スマホの画面を触らずタッチペンを使う人が再び多くなってきたようだ。大型文具店などに行くと、以前に比べていろいろな種類のタッチペンが登場してきており、主流はやはりボールペンとセットになったもののようだ。今回ご紹介した商品も6年前に発売が開始されたが、店頭ではタッチペンコーナーのメインに置かれていた。世の中の情勢が文房具にも反映されたという例だろうと思う。