10月に入って仕事が忙しくなってきたので、元気を出して気合いを入れるために牛タンランチを食べてきた。ランチ特別価格1,500円(税別)也。サラリーマンのランチとしてはやや高めだが、タバコを吸わずお酒も飲まず(飲めず)、賭け事はパチンコすらしないので、時々ならバチが当たらないだろうという自己弁護。これぐらいで自己弁護するというのも、なんだか貧乏性な話なのかもしれない。
今回美味しくいただいたのは、仙台に本店のある「牛タン炭焼 利休」の支店。コロナ対策でカウンターは一人おきの利用なので、ゆったりと座ることができて良い。
頼んだのはランチセットの『仔牛の牛タンセット』。柔らかくて歯応えが良くて、一口目でのけぞってしまった。旨すぎて馬になってしまう。テールスープも味がしっかりしていて、麦ご飯も固からず柔らかすぎずちょうど良い。さすがに、本場の宮城県でも評判の高いお店だけのことはあるなと思った。
それにしても、私にとっての元気ランチの最たるものが「牛タン」だというのはどういうことなのだろうか。考えてみると、牛タンを初めて食べたのはまだ小学生の頃。町内会の集まりに出かける父に連れられて、近所の飲み屋さんで出てきたのが牛タンだった。飲み会の席に子どもを連れて行くのはどうなのよと思うが、九州の田舎町で近所同士が親戚のような付き合いをしていた時代だったからだろう。
それいらい、大人になっても焼肉では牛タンが一番好きで、仙台に初めて旅行で行った時に食べた牛タンには感激したものだ。それもあって、私にとっての元気ランチのトップは『牛タン』なのだが、チープな食い道楽の私にはあといくつか元気メニューがあるのだが、それはおいおいご紹介させていただきたい。