子どもの頃に実家が文房具店だったので、新商品に触れる機会がたくさんあった。もちろん子どもの私には手が出ないものばかりだったが、新商品を見てさわる度にワクワクドキドキしたものだ。今でも「文房具の新商品」という言葉を聞くと自然とワクワクしてしまうのは、そういった体験があるからだろう。
ロフトが開催「文房具の男子会」
様々な雑貨や文房具、コスメ類などを販売しているロフトでは、2020年9月7日から11月1日まで「文房具の男子会」を開催している。毎年人気の「文房女子博」から派生したイベントだ。キーワードは「スタイリッシュ」「機能性」「おもしろい」などで、文具だけではなく関連した雑貨も扱っている。
会社近くにロフトがあるので、仕事帰りにさっそく行ってみた。
オレンジ色の表紙が目印のメモ帳で有名な「ロディア」のメモ専用カバーが、「文房具の男子会」開催記念の限定デザインで登場するほか、レトロな雰囲気のポチ袋や付箋紙なども販売されている。
個人的にはコンバースがベースとなった商品類が、若者のイメージと重なってなかなか良いなと感じた。
ブースにはテレワークで便利に使えるグッズなども揃っているので、お近くにロフトがあればぜひ覗いてみていただきたい。
文房具好きな中高年も多い
男子だ女子だというと若者がメインとなってしまうが、文房具好きな中高年は案外多い。私もその一人だが、昭和40年代に少年期を過ごした私たち世代には『憧れの文房具』が多かったような気がする。
色々な機能がついた筆箱だとか、万年筆みたいなシャープペンシルだとか、オイルショック以前の好景気が続いていた時代の文房具は機能優先でキラキラしていた。今でもぺんてるオレンズなど尖った機能の文房具を見ると、思わずムムッと唸って欲しくなるのはそのせいだろうと思う。
こういった「文房具好き中高年」向けのイベントも、ぜひ開催していただきたいと思う。購買力だけは若者に負けない、、、と思うがいかがだろうか。