暑さが本格的になってきて、東京でも真夏日になる日も出てきた。さらに、これからは一年で最も湿度の高い梅雨もやってくる。寒い時期や春先はウインドブレーカーなどをランニングリュックに入れていたが、暑くなってくるとその必要もなくなるし、背負っていると背中が蒸れて気持ちが悪い。
先日、バーチャルなハーフマラソン『週末ひとりTAATAマラソン』に参加した時も、スマホや飲み物、財布などを10リットルのリュックに入れて走ったが、軽いとはいえ私のようなスローランナーには負担だった。
ランニング用ウエストポーチを使ってみた
今回、購入したのはアシックスのウエストポーチ「アンダー4ポーチ」という商品。補給食やスマートフォンなどを収納するメインポケットが中央にあり、両サイドにはコインポケットが用意されている。コインポケットのうちひとつはキーフック付きだ。
また、ファスナーの持ち手がゴム製で大きいので、冬場に手袋を装着していてもファスナーを開け閉めするのもスムーズだと思う。
私はアシックス ブルーというカラーを選んだが、そのほかにカーボングレー、セーフティーイエロー、フラッシュコーラル、パフォーマンスブラックを含めて全5色のカラーバリエーションが用意されている。
コインポケットの片方にはキーリングがついているので、自宅の鍵も安心して持ち歩くことができる。また、ファスナーはついていないが、小銭を入れておいても飛び出すことがないよう工夫されている。
また、本体の素材は伸縮するストレッチ素材を使用ているので、腰に装着してからサイドのベルトをキュッと締めることで体にフィットして走っていても揺れを感じない。今回は走り始めにスマホとパスモを入れていたが、走っていて装着しているのを感じさせないぐらいのフィット感だった。
見た目は小さく見えるが、ストレッチ素材を使っているので500mlのペットボトルも収納することができる(写真は走り終わった後に飲むために買った炭酸飲料)。さすがに500mlのペットボトルを入れると揺れを感じるが、300mlぐらいであればそれほど気にならなそうだ。
これからますます暑くなってくるので、このウエストポーチに必要最小限の物を入れて身軽に走ってみたいと思う。
ちょっとした注意点
本体の背面はストレッチ素材で網目になっているので、汗をたくさんかくとメインポケットの内側が湿る可能性がある。今回はパスモをケースごとビニール小袋に入れて持ち歩いたが、お札など濡れると困るものはビジール小袋に入れてから収納した方が良いかもしれない。