今週のお題「紅葉」
会社のメンバーと一緒に参加することになった駅伝大会。普段ジョギングすらしていなかった私にとっては、短い距離とはいってもなかなか苦難の距離だ。しかし、どうせなら体を動かす良いきっかけだと考え、ジョギングシューズとウェアを買い、超初心者向けの教本を読みながら少しずつ練習を始めた。
日帰り温泉施設をゴールに走る
そんな時にいつも見ているNHKの「ラン×スマ 」という番組で、「温泉やお風呂を到着地にして走る」という『温泉ラン』を放映していた。これはなかなか楽しそうだ。どうせ走るならこういう楽しみ方もあるなと思い、ぐるっと遠回りをして5キロほど先にある日帰り温泉施設を目的地にして練習をすることにした。"花より団子"ならぬ”ランより温泉”だ。
そのためには最低限の着替えやタオルなどを背負わなければならないので、試しに軽量コンパクトなナップサックを背負って走ってみた。しかし、当然ことながら背中で揺れて走りにくいことこのうえない。ただでさえ息を切らして走っているのに、罰ゲームのような有様になってしまった。
ランニング用のリュックを使ってみる
そこで購入したのが、ランニング用のリュック。「Triwonder 10L ハイドレーション バッグ 」という商品だ。こういった商品の知識が全くなかったので、知人のランニング好きに相談して商品と大きさを決めた。会社への通勤時に走る『通勤ラン』ならもう少し大きい方が良いらしいし、財布やタオルぐらいならもう少し小さい物でも良いらしい。
さすがに自転車やランニング用に作られているだけあって、体へのフィット感が良くて走っていても気にならない。走っているのか早足なのか分からないぐらいの速度で走っている私が言うのもおこがましいが、『温泉ラン』を楽しむのにはうってつけの大きさだ。
中に入れているのは下着上下、ソックス1組、タオル1枚、上着1着、ウインドブレーカー1着。 これでバッグはパンパン。ランニングパンツとタイツは、そのまま履いて帰ってきている。鍵やお金やスマホはベルト部分に入れられるが、財布はかさばるので100均で売っている透明のチャック袋に現金を入れて持ち歩くと便利だ。
帰りはトコトコ徒歩で
ゆっくりと温泉に入り、体を温めて汗がひいたら湯冷めをしないように気をつけて帰る。自宅へは直線だと2キロ程なので、汗をかかない程度の速度で歩いて帰っている。
『温泉ラン』を始めてから走ることが楽しくなってきた。走れる距離も少しずつながら伸びてきている。当分はこの走りかたを楽しみながら、徐々に走れる体を作って行こうかなと考えている今日この頃だ。