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ペンとノートと文房具の特集!今月の「Goods Press」が面白い

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久しぶりに仕事で遠出をした。電車を乗り継いで片道2時間半の移動だったが、これだけ電車に乗ると出張という名のちょっとした小旅行だ。いや、仕事がらみだからやはり気分は旅行ではない。それでも、全ての仕事が無事に終わってからの帰り道は心が軽い。そんな時に、駅の売店でふと見かけた雑誌が文房具特集だった。

多才な人を取材した特集

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駅の売店に置いてあったのが、徳間文庫が発行しているモノ情報雑誌の「GoodsPress (グッズプレス) 2017年 04月号 」。久しぶりに購入したが、以前よりも冊子自体が少ししっかりとした作りになったような気がする。

車やデジタル家電、コーヒー道具やプラモデルなど、毎号毎に特集を組んで様々なグッズを紹介する雑誌だ。気になる道具が特集されている時には購入するが、文房具特集でなおかつ「ペンとノートと文房具」という筆記用具に絞った特集に目を引かれた。

特集は全部で40ページほどで組まれているが、特徴的なのは様々な職業の方々が使っているペンやノートを取材している点だろう。作家、銀行員、ビジネス講師、公認会計士などのほか、コーヒーハンターやメカデザイナーなど普段見かけない職業の方も登場して面白い。

また、文具王の高畑正幸さん、文具ライターきだてたくさん、文房具エース他故壁氏さんによる愛用談義もディープで楽しい。さらに文房具コンサルタント土橋正さんと文具ソムリエール菅未里さんの紹介する筆記具や文具は、安定感のある内容となっている。

様々な文房具を単に紹介するのではなく、「人」によって「どのような文具を使っているか」という視点で読めるこの特集。自分ならどう活用するかなと考えながら読むのも楽しい。

GoodsPress (グッズプレス) 2017年 04月号 [雑誌]

GoodsPress (グッズプレス) 2017年 04月号 [雑誌]

 

職業と筆記用具はリンクするのだと再認識

今回の特集を読んで、改めて「その仕事に合った筆記用具があるんだ」ということを再認識した。考えてみれば当たり前のことなのだが、筆記具を見かけても何となく漫然と「書きやすい道具」として見ていた。

職業によっては早く乾く筆記具が必要となるし、アウトドアで過ごす時間が多い職業ではタフなものが求められる。文房具の中でも筆記用具というのは、昔から用途によって進化してきた道具だ。

江戸時代に筆と墨を持ち歩けるよう「矢立」が発展したように、現代でも「折れないシャープペンシル」や「濡れてもにじまないノート」など進化してきている。だから文房具は面白い。そう思ってしまうのだ。