今年も残すところ一週間ほどだが、年末ともなると日頃からお付き合いのある方々と挨拶をする機会が多い。お世話になっている皆さんに挨拶に行き、簡単なお礼の品物をお渡しして今年のお礼を述べるというのが一般的だろう。こちらから出向くこともあればお越しいただくこともあるが、先日は思いがけないノベルティーセットをいただいた。
KOKUYOのノベルティーセット
いただいたのがこちらのノベルティ。一見すると、というか真上から見るとコクヨの代表的な商品であるキャンパスノートだ
実はこれがノベルティーセットが入った箱になっていて、横から開けるといくつものステーショナリーが入ったステーショナリーセットになっている。文房具好きにとっては、もうこれだけで歓声を上げてしまうたいぐらいの素敵さだ。
蓋を開けるとこのとおり。コクヨの売れ筋文具が7種類も入っていて、どれも使いやすくて事務作業の効率を上げるものばかりだ。事務職にとってはありがたいノベルティセットだなと感激した。
【セット内容】
瞬間接着剤「レッドテック」
ノート「キャンパスノートドット入り罫線」
針なしステープラー「ハリナックスコンパクトα」
シャプペンシル「鉛筆シャープ」
テープのり「ドットライナースタンプ」
リング型紙めくり「メクリン」
ビニールパッチホルダー「ワンパッチスタンプ」
普段は什器類などのファニチャー(家具)部門の方とお付き合いがあるのだが、私が大の文房具好きだということをご存知なので、わざわざ用意してくださったようだ。ありがたいことだなと思う。
ステーショナリー会社とファニチャー会社が合併したコクヨ
「コクヨ」という名前を聞くと、文房具好きであれば「ステーショナリーの会社」というイメージが頭に浮かぶだろう。一方で、企業でフロア設計や什器類を扱いっている部署の方だと「 椅子やテーブルのメーカー」というイメージが浮かぶかもしれない。
実際に、企業で使われている机や椅子、書棚などでコクヨ製品を見かけることも多いだろう。イトーキや岡村製作所、内田洋行などと並んでファニチャー部門では売上の高い会社だ。
元々、1969年(昭和44年)からライブオフィスなどの先駆的な取り組みを行ってきたコクヨは、スチールデスクの自社工場を持つなどファニチャー部門にも力を入れてきた。その後、2004年(平成16年)に全事業が分社化されて持株制に移行している。
ステーショナリー部門とファニチャー部門とが別々の会社として事業を進めていたが、昨年2015年(平成27年)にコクヨ株式会社とコクヨファニチャー株式会社とが合併した。ステーショナリー部門とファニチャー部門とが連携して事業を進めるという考えだろう。今後は双方が連携して新商品を開発するなどの動きがあると、文具好きとしてはさらに嬉しい動きになるなと思う。