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あらゆる人に優しいメモパッドは「黒地に白く書く」という仕様だった

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「ノートやメモは白地」というのが一般的なイメージだ。なかには黄色いものもあれば薄いピンクのものなどもあるだろうが、基本的には白っぽい紙に黒や青で文字を書くというのが一般的だろう。

今回、知人からいただいたのは、まったく逆の色で使うメモパッドとペン。これがあらゆる人に優しいノートだった。

「東京光の家」で作られる黒いメモパッド

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会社帰りに立ち寄ったのが、個人名刺の製作でお世話になったまるみ名刺さん。名刺だけではなくトランプラブレターなどユニークな商品も作っているという、小さないがらも活気のある名刺店だ。

所用があって立ち寄らせていただいたのだが、その際にこのメモパッドセットをいただいた。表面がエンボス加工になっているちょっと大ぶりのメモパッドで、一緒にいただいたペンは「ゲルインクボールペン シグノエンジェリックカラー ACホワイト」という白いインクのペンだ。

このメモパッドは社会福祉法人 東京光の家という総合福祉施設で作られており、一つ一つが手作りの商品だ。就労をすることが困難な視覚障害者を対象とした施設だ、必要な訓練を行うとともに、職業を提供することで自立を図っている。

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黒字の紙に白いペンで書くと、書いた文字やイラストが浮かび上がって見える。これは弱視の方にはとても見やすい組み合わせで、従来からこういった商品は少ないながらも市場に出されている。

また、黒字に白の組み合わせは晴眼者にとっても見やすく、私のように老眼が進んでくるとさらに見やすく感じる。歳をとると目から入る光の調整機能が衰えてくるので、白地のノートよりも反射光が格段に少ないというのも見やすさの一つだろう。

黒地のカレンダーがあることは以前から知っていたが、障害当事者の皆さんが自ら手作りをされている商品があることは知らなかった。それだけ製作できる量が少ないことと、販路が限られているからだろうと思う。

あらゆる人に優しいメモパッドは、たくさんの思いが詰め込まれた素敵な商品だった。

■社会福祉法人 光の家

http://www.hikarinoie.org/

■光の家 栄光園

http://www.hikarinoie.org/?page_id=229

ゲルインクボールペン シグノエンジェリックカラー ACホワイト 0.7mm UM120AC.1 ホワ
 

黒地のステーショナリーあれこれ

黒をベースとしたステーショナリーは、探してみると少ないながらも発売されている。なかにはオシャレなものもあるので、少しだけ他人とは違うものを使うというのも楽しいのではないだろうか。 

4月始まり名刺サイズ卓上カレンダーVol.41(Black)

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エトランジェディコスタリカ ダブルリングノート B5 無地 BK-25-01 ブラック

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