メールやSNSが普及して、手書きの手紙を書く機会が少なくなってきた。確かにメールやSNSは便利だし、パソコンソフトで文章を作れば修正も楽だ。それでも、相手のことを想いながらしたためる手書きの手紙には、手書きならではの温かみと柔らかさがあって好きだ。
文房具柄の記念切手
年間を通じてたくさんの種類の記念切手が発売されるが、7月22日から全国の郵便局で「ふみの日にちなむ郵便切手」が発売されている。52円と82円の二種類がシートとして発売されており、どちらも文房具をモチーフとした絵柄のシール式切手だ。
シートは折り畳んで持ち歩けるようになっており、52円タイプの表紙が鉛筆、82円タイプの表紙が万年筆になっている。文房具好きとしては、見ているだけでもワクワクする。
絵柄には「万年筆」「色えんぴつ」「クレヨン」「ゼムクリップ」などが使われていて、どれも可愛く素敵なデザインだ。心を込めた手紙や葉書にこの切手を貼って出せば、受け取った方も楽しくなるのではないかと思う。
筆無精の方でも、思わず「手紙を書いてみようかな」とってしまいそうな切手だ。
手紙を書くならこのセットがオススメ
せっかくの文房具柄特殊切手なので、文房具柄の便箋や封筒を使って手紙を書くのも良いだろう。また、どうせなら好みの筆記具で綺麗に書きたいという方には、綺麗に書ける便箋や封筒を使うのがオススメだ。
ミドリの「きれいな手紙が万年筆で書ける便箋」は万年筆で綺麗に書くための工夫がこらされていて、同じく綺麗に書くことができる「きれいな宛名が書ける封筒」も発売されている。
紙質は滑らかで、万年筆で書いてもにじまず綺麗に書くことができる。便箋に付属している下敷きには罫線とお手本が印刷されているので、便箋に敷いて書けば文字がずれることもなく綺麗に仕上がる。ぜひお試しいただきたい商品だ。
練習帳で文字を綺麗に書く努力も必要
「手書き文字には温かみがあるのはわかっているが、自分の字に自信がない」とそもそも書くならないとい方もいらっしゃるだろう。私もその一人だ。
子どもの頃から文字には自信がなかったが、それを克服するために最近文字の練習をはじめた。
まだまだ納得の行く文字は書けないが、少しずつ文字が整ってきたし、何よりも文字を書くことで心が安らぐような感覚を覚える。文字は上手か下手か関わらず丁寧に書くことが一番大切だが、少しでも上手に書けるよう練習することは、自分に自信をつけるためにも効果的だと思う。