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書き心地抜群の「飾り原稿用紙『碧翡翠』」を贅沢にも普段使いにしてみる

原稿用紙というと作文や小説を書くというイメージがあり、普段の生活ではなかなか縁の薄い商品だ。文房具類の中でも、どちらかというと学校関連商品に近いかもしれない。しかし、万年筆で快適に書くことのできる原稿用紙を、文章を書くということだけに使うのはもったいない。お気に入りの原稿用紙が見つかったので、普段使いとして活用してみた。

原稿用紙をToDoリストやプロットリストとして活用する

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2016日本文具大賞のデザイン部門でグランプリを受賞したのが、あたぼうステーショナリーの「飾り原稿用紙 碧翡翠」という原稿用紙だ。カワセミのイラストが施された素敵な原稿用紙だが、デザインだけではなく万年筆での書き味も抜群の原稿用紙だ。

書き心地の良さに惹かれて購入したが、ライター業を営んでいるわけではないので文章を書くという用途だけではワンセット50枚をなかなか使い切れない。大事に少しずつ使うという方法もあるが、使ってこその文房具なので日常使いにしてみたい。

そこで、職場で愛用している「リヒトラブ クリップファイル」に原稿用紙を挟み、横書きにして使ってみた。終了したタスクには色鉛筆で印をつけてみたが、小さいToDoリストを使うよりははるかに見やすくてわかりやすい。

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ちなみに、このクリップボードはペンをはさんだり、付箋紙をはさんだり、メモ用紙を入れたりする場所があらかじめ設けられているので、これひとつで急な会議などにもスマートに駆けつけることができるという便利ものだ。

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話を原稿用紙に戻そう。「原稿用紙を横書きに使う」というアイデアは我ながらなかなか良いなと思うのだが、絵文字などを書く場合も考えて二つに折って挟んでみた。後ろには白紙の用紙が挟んであるので、原稿用紙にポイントを書いて白紙に絵文字やイラストを描くことができる。

もう少し使い込んでみないとわからないが、大好きな万年筆でサラサラとメモを取ることができるのは非常に快感だ。若干気になるのはマス目が縦長になってしまう点だが、書き心地の良い用紙を常に使えるという快適さには勝てない。

あたぼう 飾り原稿用紙 碧翡翠 A4 青 キンマリSW GK-0006
 
リヒトラブ クリップファイル F2650-24 黒 A4

リヒトラブ クリップファイル F2650-24 黒 A4

 

コストパフォーマンスは意外と良い

原稿用紙をメモ代わりにすると「贅沢だ」と思われるかもしれない。しかし、例えば3Mが発売している手帳のような付箋紙「強粘着モバイルメモ Mサイズ」の枚数は1冊50数枚なので、価格を比較しても飾り原稿用紙とほとんど同じだ。

もちろん、付箋紙だとそのまま貼り付けられるという利点があるが、逆に原稿用紙だと「万年筆で大きく書ける」という利点がある。どちらが良いかという話ではなく、お気に入りの原稿用紙をメモ代わりに使っても、コスト的には決して無駄遣いではないという話だ。

「この原稿用紙を使いたい」という気持ちありきでの比較なので、コスト的にも無駄遣いではないということで気分的にも楽になる。 

こんなタイプが発売されると嬉しい

なかなか快適に使うことのできる原稿用紙だが、デザインや紙の種類はそのままにしてA5サイズが発売されるとさらに便利だろうなと思う。そのサイズが発売されれば、メモ代わりというよりは便箋代わりに使って見たいと思うからだ。

素敵な飾り罫やワンポイントが入った原稿用紙だからこその使い方だと思うが、普通の便箋に手紙を書くよりもしっかりとした字を書くことができるのではないかと思う。「飾り原稿用紙ミニ」として発売されれば一気買いしてしまいそうだが、皆さんはいかがだろうか。