文房具類に使われている素材では、商品の種類にもよるが圧倒的にプラスチックが多いと思う。成形しやすいし原料価格が安価なので、大量生産にも向いているからだろう。一方で布や紙を素材として作られた商品の人気も高く、軽くて手触りに温かみがあるのが人気要因の一つだろうと思う。最近ではブックカバーなどにも和紙などを素材としたタイプが発売されているが、耐久性も増して実用的なものも増えてきた。
紙でできたペンケース「パスコ ペンケース」
先日、原宿の小さな文具店を訪問した際に目に止まり、手触りの良さが気に入って買ったのが「パスコ」のペンケース。紙製のペンケースながら、耐久性にも優れているという商品だ。
古紙とフレッシュパルプを原料としたパスコと呼ばれる硬質繊維素材は、ペンケースとしてもドキュメントバッグとしても使われている耐久性のある素材だ。
古紙とフレッシュパルプを原料にした「パスコ」という強靭で軽量の特殊紙を使った、紙ならではのマットな質感のドキュメントバックとペンケース。本体に水に強い表面加工を施してあるので、多少の水濡れは気になりません。クリエイターをはじめ、スーツ姿の男性にも、女性の通勤スタイルにも似合うスタイリッシュな中にも落ち着きのある3つのカラーのラインアップ。使うほどにいい風合いに変化するのも魅力です。味気ない書類ケースのイメージをがらりと変える、おしゃれな紙のケース。ぜひ、外に持ち出して使ってみてください。
http://www.midori-japan.co.jp/style/14102.html
シンプルなデザインもワンポイントのロゴも、さすがにグッドデザイン賞を受賞した商品だけのことはあるなと思わせてくれる。ビジネスシーンで使うのにもプライベートシーンで使うのにも、どんな場面でもマッチする雰囲気を持っている。
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カラーバリエーションは3色あるので、自分の好みに合わせて選んでみよう。硬質の素材なので使い始めは少し硬い感じがするが、使っているうちにスムーズに開閉してくるので気にならなくなる。
手触りが良いのはもちろんのこと、軽いというのは紙製ならではのメリットだろう。いろいろなものを詰め込んで重くなりがちなビジネスバッグなので、ペンを入れるだけではなくバッグの中で散らかりがちな小物を入れておいても良いだろう。
和紙を含めた紙製品の可能性はまだまだあるだろうし、もっといろいろな商品が登場することを願っている。
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このお店で見つけました
oyakode-polepole.hatenablog.com
この商品を見かけたのは、原宿の小さな文具店「¬e(アンドノート)」。賑やかな原宿界隈から一本裏に入った場所にあるお店だが、小さいながらもセンスの良い品揃えのお店だ。
小さなお店なのでひとつの商品を複数個並べてあるわけではなく、厳選した商品がひとつずつさりげなく並べられている。ひょんなところに思いがけず素敵な商品が並んでいるので、じっくりと商品を見る必要があるしそれがまた楽しい。
ふらっと立ち寄って何気なく覗くことで、思いがけず素敵な商品に出会えるお店だと思う。