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「文房具完全ガイド」で文房具類を眺める幸せを感じる

 子どもの頃に実家が文房具店を営んでいたこともあって、幼い頃から文房具類に囲まれて育ってきた。そういうこともあって文房具好きになったのだと思うし、文房具店に入ると不思議と心が落ち着くような感覚を味わうことができる。
 文房具が好きで暇があれば文房具店を覗いているが、どんなに大きな文房具店であってもすべての文房具がそろっているわけではない。そのお店そのお店の特色を出した品揃えを見るのは楽しうが、新商品やちょっとおもしろい文房具を見つけながら文房具のムック本は眺めるのは楽しい。 

文房具完全ガイド

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 先日発売された「【完全ガイドシリーズ126】 文房具完全ガイド」という一冊。Twitterなどでも評判になっている文房具の完全ガイドで、最新の文房具情報からペンや万年筆のテストなど、文房具好きなら眺めているだけでも楽しくなる一冊だ。

 巻頭特集は「最新文房具ベストバイ大賞」で、文房具のプロ3人が実際に試したモノがチョイスされている。今年は「はかどる文房具」が注目されるとして各種商品が取り上げられており、高機能なモノや快適なモノなどが数多く掲載されていて面白い。

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 その中で第15位にランクされていたのが、ウキマ社の「Filet(ファイレット)」という商品。書類やカタログに穴を開けずに綴じることができて、そのままペラペラとめくることができという優れものだ。

 ウキマ社の社長さんとは親しくさせていただいているが、東京板橋の工場で作られている商品が第15位にランキングされているというのが気持ち良いし素晴らしい。良いモノはきちんと評価されるんだなと嬉しくなった。

 それ以外にも「文房具辛口採点簿」として、12のジャンルに分けて商品のインプレッションを行っている特集も面白い。普段自分が使っている道具がどのように評価されているか、自分で見つけた新商品がどのように評価されているかなど、文房具好きとしては自分の選択眼を試されているようでちょっとドキドキする。

 ワクワクしたりドキドキしたりと、眺めているだけでも楽しくなる一冊だ。

【完全ガイドシリーズ126】 文房具完全ガイド (100%ムックシリーズ)
 

ほんのりと物欲を刺激される

 文房具好きにとっては眺めているだけでも楽しい一冊だが、非常に物欲を刺激される一冊でもある。自分が欲しかったモノだけではなく、これがあれば便利だなと思うモノにも目がいってしまう。 

 例えば海外文房具の折り畳みハサミ「Slip-N-Snip」は、見た目のフォルムが美しい折り畳みバサミだ。切れ味云々の前に、このフォルムに惚れてしまう。

  ショップ限定文房具カタログのコーナーでは、ロフトや丸善などの小売店オリジナルの商品が並んでいるが、その中でも丸善のオリジナル万年筆「ストリームライン オノトモデル」には心を動かされた。夏目漱石も愛用していた万年筆だけに、分不相応ながら一度は使ってみたいと思わせる逸品だ。

 目の毒ながら目の保養にもなる文房具類。しばらくはのんびりと眺めながら、あれやこれやと文房具の世界に浸ってみたい。