気分はポレポレ よろず情報ブログ

大好きな文房具や書籍、日常のことなどを随時更新中です!

ペンタイプのスティック糊「消えいろPIT ほそみ」を上手に使う

 残ったご飯をすりつぶして糊を作り、それで障子紙を貼ったりしていたのはずいぶん昔のことだ。ご飯が痛んだなと思ってもすぐには捨てず、すりつぶして糊にしていた。カビ防止のために、少しだけお酢を足すこともあったのではないだろうか。私が子ども時代の昭和40年代はそれが普通に行われていて、洗濯のりなどにも使われていた記憶がある。

糊といえば「ヤマト糊」だった

f:id:polepole103:20160110210424j:plain

http://www.nttcom.co.jp/comzine/no078/long_seller/

 学校ではでんぷん糊の「ヤマト糊」を使っていたが、ここからヘラですくって折り紙などを貼り合わせたのは懐かしい思い出だ。ヤマト糊は今でも発売されているが、大量の封筒を封緘する場合には、封筒を重ねてこういった糊を刷毛で一気に塗る方が早くて便利だ。

 その後、液体糊、ステッィク糊などが発売され、最近ではテープ糊が主流になりつつある。さっと貼り付けられるテープ糊は確かに便利だが、細身のステッィク糊もちょっとした工作や封緘にはかなり便利な道具だと思う。

ペンタイプのスティック糊  

f:id:polepole103:20160110153641j:plain

 ちょっとした糊付けに使っているのが、トンボ鉛筆の「スティックのり 消えいろピットほそみ」という商品。ペンタイプのスティック糊で、ペンケースなどに入れておいても邪魔にならない。

f:id:polepole103:20160110205448j:plain

 先端部分をクルクルと回すと青色のスティック糊が出てくるので、修正液を使うような感覚で細い部分に塗っていくことができる。太さが7.5mmとピット糊Sサイズ半分の太さなので、細かい部分にも塗ることができて便利だ。

 紙質によっては若干張り付きにくいものもあるようだが、普通の封筒を糊付けする分には問題なく使うことができている。乾くと剥がれやすくなるということはあるので、少し多めに塗るのが良いのかもしれない。

 ただし、他のピット糊よりも容量が少ないので、大きな面にグイグイ塗るような用途ではすぐに使い終わってしまう。そういう場合には普通のステッィク糊を使った方が良いだろう。逆に、仮止めする場合や少し剥がれた部分を補強するのであれば、先端を使って少しだけ塗ることのできるこの商品が威力を発揮すると思う。 

テープ糊とスティック糊の使い分け 

f:id:polepole103:20160110153617j:plain

 普段家や会社で使っているのは、主にコクヨの「ドットライナーホールド」というテープ糊だ。封筒の蓋を挟んでさっと引くだけで糊付けができるので、何通も糊付けを行うときに便利だ。また、蓋を全開にすれば通常のテープ糊と同じ使い方もできるので、一台あれば便利に使うことができる。

 ただし、テープ糊は貼り付けたい部分を少しはみ出してしまうと、糊が逆面にもつきやすいのが難点だ。例えば、切り抜きを手帳やノートにテープ糊で貼るときに、きれいに貼ろうと思って端っこギリギリまで塗ってしまうと、紙の側面にも糊がついてページ自体が張り付いてしまうことがある。工作の場合も同様だ。

 そんな時には貼り付けたい紙の端から少し離してテープ糊をつけ、最後にスティック糊で端を塗っていけばきれいに貼り付けることができる。スティック糊とテープ糊、どちらか一方ですべての用途に使用するのではなく、用途に合わせて使い分けたり、場合によっては両方使ってきれいに仕上げるということも必要だろう。

コクヨ テープのり ドットライナーホールド タ-DM4200-08

コクヨ テープのり ドットライナーホールド タ-DM4200-08