ここ数日、いつもよりも多くの封書を開封している。年末年始ということもあってダイレクトメールが多かったり、毎年祈願をお願いしている故郷の神社からお守りが届いたりと何かと封書が多い。そんなときに便利なのがレターオープナーだが、封書を開ける機会が少ない自宅では、コンパクトな五徳ナイフのようなステープラーが重宝している。
綴じる、開ける、切るがワンセット
このステープラーを買ったのはもう何年前だろうか。アスミックスの「とじ開け切〜る 」は自宅の机の引き出しにちょこんと入っていて、普段は使わなくてもいざという時に活躍してくれる道具だ。
ふたの裏側にはレバーが付いていて、一穴パンチを使う時にはステープラーが作動しないようになっている。また、普段はステープラーの底に隠れている尖った部品をくるっと回して外に出すと、封筒などを開ける時にオープナーに変身する。
オープナーは尖った部品が封筒の隙間にすっと入り、根元につけられたカッターナイフの刃がスーッと封筒の縁を切ってくれる。ストレスなく切ることができるのでとても重宝する。
ステープラーは最大8枚とそれほど多くの紙を綴じることはできないが、家庭で書類を綴じるには必要十分な能力だろう。ひとつあると五徳ナイフのように重宝する、小さくて便利な道具だ。
進化していた「とじ開け切〜る」
ブログ記事を書くために商品ページを探していたら、「開け切〜るⅡ」という新商品が発売されていた。時代の流れでステープラー部分が針なしで綴じられるようになっていて、若干大きくなったもののコロンとしたスタイルはちょっと可愛い。
機能を示すための写真は、まるでSF映画に出てくるマシンのような形状。今にもトコトコ歩き出しそうで、これはこれでまたまた可愛い。一個手元に欲しくなってしまった。
同じものが何個あっても仕方がないのだが
文房具好きでいろいろなものを持っているが、ステープラーを複数持っていても仕方ない。仕方がないのだが、便利なものやコンパクトなものを見かけるとついつい買ってしまう。
自宅にある机の引き出しにひとつ、台所のひきだしにひとつ、会社のペン立てと引き出しにひとつずつステープラーが入っている。さらに、ビジネスバッグの中には携帯用のステープラーも入っているので、自分用で5つも持っているというのが困ったもんだと思う。
それでもひとつ言い訳をするとすれば、それぞれ機能が微妙に違うというと点だろうか。会社で使っているものはかなり厚いものも綴じられるステープラーだし、それ以外も微妙にどこか機能が特化している。
そんな言い訳をしながらも買ってしまうのが、文房具好きの困ったところなのかもしれない。シンプルライフを目指しながらも、この困ったところはまだまだ治りそうにない。