本を読むときに一冊を最後まで読む方もいれば、何冊かの本を同時並行に読む方もいると思う。私は常に何冊かの本を同時並行で読んでいて、通勤時に読む本、寝る前に読む本、食後に読む本など何冊かを常に用意している。そうなるとブックカバーも数個同日使うことになるのだが、本の雰囲気に合わせてブックカバーも変えるようにしている。
手触りが良くて種類の豊富な「手ぬぐいのブックカバー」
先日購入したのが「手ぬぐいの文庫本カバー 『レトロ小紋てぬぐいのブックカバー』 マスター、いつもの」というもの。「マスター、いつもの」というネーミングのとおり、コーヒー豆やコーヒーミルが模様となったブックカバーだ。
手ぬぐい素材をつかっているので、他の布製ブックカバーよりも手触りが優しい。縫製の関係なのか、私の手元に届いた商品はカバーを差し込んだときに少し引っかかる感じがあるが、それも使っているうちに馴染んでいくのだろうと思う。
このブックカバーは食事の後にゆっくりと読みたい本に使っていて、のんびりとした時間に使うようにしている。本の中身とブックカバーを合わせるのはなかなか難しいが、読むシュチュエーションによって替えるのであれば可能だろう。
このシリーズは図柄の種類も豊富なので、いろいろなシチュエーションに合わせたものを買っておいても良いだろうと思う。
宮本 手ぬぐいの文庫本カバー 『レトロ小紋てぬぐいのブックカバー』 マスター、いつもの 7383 30×16cm
- 出版社/メーカー: Miyamoto-Towel
- メディア: ホーム&キッチン
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ブックカバーは手触りの良さが一番の選定基準
ブックカバーを選ぶときには絵柄や材質など選ぶ基準はいろいろとあるが、個人的には「手触り」をとても大切にしている。それは文庫本を常に持ち歩いているからであり、本を保護するというよりも読んでいるときの手のひらの感触を大切にしたいからだ。
そういう意味では革製のブックカバーよりも布製のブックカバーの方を多く持っていて、そのなかでもドンヒラノのブックカバーはしおりが変わっていたり絵柄が可愛かったりと、遊び心があふれていて好きだ。
また、手触りという点で気に入っているのが「畳ブックカバー富士山」という商品で、その名のとおり畳み表で作られたブックカバーだ。当初は緑がかった色をしていて香りもあったが、現在では少し色が落ち着いてきて触り心地もさらに良くなった。
製作しているのは群馬県桐生市の「松屋畳店」という畳屋さん。本物の畳屋さんが作っているだけに、造りがとてもしっかりとしていて使い心地も良い。寝る前に読む本のカバーとして最適だと思う。
楽しいブックカバーは読書を楽しくする
今回ご紹介したブックカバーの他にも紙製のブックカバーもいくつか持っているが、読むシチュエーションだけではなく持ち歩く用途によってもカバーを変えてみるのも良い。革製のブックカバーは丈夫で良いが、軽やかな雰囲気の布製カバーも捨て難い。
自分の好みのブックカバーを使うと、気分が明るくなって読書がさらに楽しくなる。毎日持ち歩くものだからこそ、いろいろな種類のブックカバーを揃えておくことで読書がさらに楽しくなる。