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箸袋に描いたイラストは毎日お弁当を作ってくれる妻へのお礼

お題「ごはんのおとも」

 皆さんは毎日のお昼ご飯はどこで食べていらっしゃるだろうか。会社の食堂という方もいれば、近くのお店でという方もいらっしゃるだろう。また、最近では男性でもお弁当持参という方も多いようなので、職場でお弁当を広げて食べている方も少ないないだろうと思う。

 かくいう私もお弁当派で、もうかれこれ15年ほど妻が作ってくれたお弁当を持参している。出張がある時や打ち合わせがある時などには外で食事をするため、週に2〜3回ほどのお弁当だが、むすこの分も含めると毎朝大変だなと思う。

 最近では妻に感謝の気持ちを伝えるために、お弁当をもたせてもらった時にはささやかながらお礼の一言を添えるようにしている。

始まりは「サラメシ」だった

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 毎週月曜日の夜にNHKで「サラメシ」という番組が放映されている。サラリーマンの昼食を取り上げた番組だが、単に昼食やお弁当を取り上げるだけではなく、その延長線上にある働き方や人間関係などが丁寧に取材されているのが面白い。

 その番組で今年の6月に放映されたエピソードのひとつに、「手作りの箸袋にメッセージを書いて夫の弁当に添え、夫も返事を書いている」という心温まる話があった。2年間で300通以上の「箸袋ラブレター」がやりとりされたというエピソードを知り、素晴らしい夫婦関係だなと感心した。

 その後、この話題は頭から離れていたのだが、ある日職場でお弁当を広げた時に珍しく割り箸が入っていたのを見てこのエピソードを思い出した。もともと、へたっぴながらむすこが幼い頃にはちょこちょことイラストを描いていたので、日頃の感謝の気持ちを簡単に書いてみようかなと思いついた。

 サラメシはいまでもお気に入りの番組のひとつだが、毎回心温まる話題が放映されるので、週の初めの疲れた体に心地良い番組だ。今夜も楽しみにしたいと思う。

www.nhk.or.jp

こんな感じで描いてます

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 会社にはアイデア出しのための絵文字用のペンや色鉛筆もあったので、気の向くまま2〜3分で書いてみたのが今年の夏のことだった。それ以来、割り箸を入れてくれた時には簡単な絵とともに感謝の一言を添えている。

 あまり手の込んだイラストを描いても長続きしないような気がしたので、食べ終わったあとにちょこちょこっと描くようにしているが、色鉛筆でさっと彩色するだけで何となくさまになるから面白い。

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 この日は妻特製のつくねが入っていてとても美味しかったことと、むすこが幼い頃からつくねが好きだったことを思い出し、幼い頃のむすこの寝顔を思い浮かべながら食べたことを箸袋に描いた。

 左側に絵を、右側に一言を添えるのがいつものパターンだが、毎回同じようなことを書かないようにするのがけっこう難しくて楽しい。時にはお弁当の内容を描いてみるのだが、私の画力だと写真のような簡単なイラストが限度のようだ。

 それでも気は心だと思い、お弁当を作ってもらった時にはささやかながらお礼を書き続けている。  

道具はこれだけ

 箸袋一筆作戦に使用しているのは、「Too コピック マルチライナー」という耐水性のペンと色鉛筆。耐水性のペンは太さが4種類のセットになっているが、箸袋は膨らみがあって書きにくいので細いペンが重宝している。

 イラストも思いついたことをさっと書くだけなのだが、毎回同じような絵にならないように注意している。こういったことを考えながらご飯を食べて絵を描くというのは、気持ちが切り替わって気分転換にも良いし絵文字の練習にもなって一石二鳥だ。

 食べ終わったお弁当包みと一緒にそっと入れておくのだが、妻も冷蔵庫の横に貼ってくれているようなので夫婦のコミュニケーションには一役買っているんだなと思う。