文房具を買う時には、機能で選ぶ時と携帯性の良さで選ぶ時とがある。常に机の上で使うのであれば機能を優先してコンパクトさは犠牲にしても良いが、普段持ち歩いたり頻繁に引き出しから出し入れす道具ならコンパクトさを選びたい。
普段使うステープラーも会議資料などを頻繁に綴じるなら本格的なものが良いが、自分の資料を時々綴じるぐらいの使い方ならコンパクトなものの方が良い。
スティック状のステープラー
私が自宅でも会社でも重宝しているのが、サンスター文具の「スティッキールステープラー」という文房具。一見するとボールペンと同じくらいの長さで、 ちょっとだけ太さのあるサインペンのようにも見える。
カパっとあけるとこのとおり。 中に芯が入っていて小さなステープラーに早変わりする。何となくワニや小さな生き物のようにも見えて、使っていてなんとなく楽しくなるような道具だ。
http://www.sun-star-st.jp/private_brand/stickyle-stapler.html
このステープラーはコンパクトながら、後ろのキャップ部分を開けると小さな収納スペースになっていて、クリップや予備の芯などを入れられるようになっている。ビジネスバッグなどに入れて持ち歩いたり、出張の時なども重宝するだろう。
使い心地はというとさすがに専用のステープラーには使用可能枚数では及ばず、綴じる時の力もそれなりに必要となってくる。機能性をとるかコンパクトさをとるかは、使う環境によるだろうし、価格を考えればひとつ持っていても損はない商品だと思う。
軽量コンパクトさとトランスフォームするところが良い
今回ご紹介したステープラーは、軽量コンパクトというだけではなくカチャカチャとトランスフォームするところがとても良い。コンパクトさを追求するとトランスフォームするということに行き着くのだろうが、その変身ぶりが意外で機能的だとさらに感心するし欲しくなる。
文房具は仕事での事務処理や家庭での作業に欠かせないものがだ、遊び心のあるものであれば使っているだけでも楽しくなるし、そういう道具を持っているだけでも楽しくなる。
軽量コンパクトさと機能性とを合わせ持った文房具が、これからもどしどし登場してくれることを願っている。