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テープのりが徐々に進化して使いやすくなってきている

 発売された当初は衝撃的でもあった「テープのり」。今までスティックのりなどで行っていた糊付け作業が、テープのりを使うことで作業時間が飛躍的に早くなった。価格的に高いというイメージのあったテープのりだが、最近では価格もこなれてきていて手軽に使えるようになってきた。それ以上に、使うシーン毎にいろいろなタイプが発売されているというのが面白い。

封筒を糊付けするためのテープのり

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 封筒を糊付けする時にもテープのりを使うことが多いが、少し不便を感じるのが蓋の部分に上手くつかないという点だろう。スティックのりを使う時には下敷きになる紙を置き、その上で封筒の蓋に糊付けを行うが、スティックのりでこれを行うと封緘した部分がベタベタすることがある。

 これは封筒の蓋を糊付けする時に限らないことだが、テープのりがはみ出ると反対側にも接着材料が出てしまうので少し使いづらい。

 そんな不便さを解消してくれるのが、コクヨが発売している「ドットライナーホールド 」という商品だ。普通のテープのりと違って封筒をスライドさせるガイドがついており、ここに糊付けする部分を当ててスライドすると綺麗に糊付けされる。

 数多く封書を封緘する作業がある場合にはとても便利だし、反対側にのりがはみ出ることもないので綺麗に仕上がる。他のメーカーからも同様の商品が発売されているが、使い心地の良さと気軽に使えるという点ではコクヨの商品に軍配があがる。

 「ちょっとしたこと」だけれども解決されるというのは、量を多くこなす仕事の場合には細かいストレスを感じなくて良いのがありがたい。普通のテープのりよりも若干割高感があるが、便利さとのトレードオフで言えば費用対効果は高いと思う。(このくらいの値段の商品で”費用対効果”という言葉を使うのもおこがましいが)

封筒以外でも重宝する

 私は手帳やノートに資料をベタベタと貼る方で、縮小した資料を手帳に貼って持ち歩いたりもしている。そんな時にもテープのりだとのりがはみ出してしまい、手帳のページが接着されてしまうことも多々ある。

 だからといって資料の端までのりをつけずに接着すると、貼り付けた資料が剥がれたり折れたりとしてしまうのが難点だ。そこで今回ご紹介した商品を使って資料を手帳に貼ると、当然のことながらはみ出し部分がなくて手帳のページが接着されるということがなくなった。

 商品コンセプトとしては「封筒を封緘するためのテープのり」だが、普通の資料を貼るのにも十分使える使用だなと感じた。少し大げさな言い方をするならば、道具に使われるのではなく道具を使いこなすことを考えるのも求められる能力の一つかもしれない。 

コクヨ テープのり ドットライナーホールド タ-DM4200-08

コクヨ テープのり ドットライナーホールド タ-DM4200-08

 

使いたい時に使える工夫

 毎日使うものではないが、必要な時に使えないと困る文房具が「のり」と「ハサミ」と「ホチキス」ではないだろうか。使いたい時に手元に無いと作業がまったく進まない。他に代替えがきかないだけに、すぐに探せて使えるという状態にしておきたい。

 そのために、職場では左袖机の一番上に入れているし、自宅でも机の引き出しの一番手前に置いてある。ペンスタンドに入れておいたこともあるが、ペンスタンドのバランスが悪くなってひっくり返すことがたびたびあったので、やはり引き出しの所定の位置に置くのが一番だなと思っている。

 備えあれば憂いなしという言葉は、防災だけの言葉ではない。

いつも楽しく拝見している猪口フミヒロさんのブログでは、「ハート柄ののりが出てくるテープのり」を紹介されていました。こういう”ちょっとした遊び心のある文房具”は良いですよね。使っていてニヤッと笑みが出る文房具というのは大好きです。