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舞台「残夏-1945-」70年前のあの暑い夏の日に”ろう者”はどのような体験をしたのだろうか

 スポーツでも音楽でも、テレビで観るのと実際に会場に出かけて観るのとでは伝わってくるものが違う。圧倒的な迫力とその場の雰囲気というのは、実際に会場に行ってみないと分からないものだ。

 演劇などもそうだろう。映画は好きで時々観に行くのだが、演劇やミュージカルなどの舞台にはなかなか出かける機会がない。私の周囲には演劇やミュージカルが大好きだという人が多いのだが、そういう環境もあってか最近は興味深い舞台の情報を教えてもらえる機会が増えた。

 そんな中、手話を勉強しているということもあって、手話が使われる舞台の情報を仲間に教えてもらった。戦後70年の節目の年にふさわしい内容であり、戦争をテーマとしたとても興味深い内容だ。

「残夏(ざんげ)‐1945-」 

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 7月に東京、広島、長崎の三か所で行われるのが、「残夏-1945-」という舞台。第二次世界大戦で原爆が投下された時のことを題材とした物語で、その時にろう者がどのような体験をしたのかということが物語の主題だ。

 サイン アート プロジェクト.アジアンが行うこの舞台は、7月9日からは東京で4日連続の公演が行われ、7月18日には広島で、7月25日には長崎でそれぞれ公演が行われる。

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 サイン アート プロジェクト.アジアンの代表であり女優の大崎ひろえさんが出演されるのを始めとして、NHKの手話テレビに出演されている方も多数いらっしゃる。

 講演では手話通訳もついているため、手話の読み取りができない人でも安心して感激することができる。私の知人も手話通訳としてスタッフに入っているため、東京公演をぜひ観劇してみたいと思っている。

「残夏-1945-」

座・高円寺2
2015年7月9日〜12日
料金(全席自由/ブロック指定席(寄付チケット購入))
前売券 一般3,900円 シニア・学生3,500円 高校生以下2,800円
当日券 一般4,400円 シニア・学生4,000円 高校生以下3,300円

 寄附付きのチケットもある

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 この講演には寄附付のチケットも用意されている。1万円から5万円まで数種類のコースが用意されているほか、寄附だけ行いたい人向けに2千円の寄附コースもある。

 1万円以上のコースにはブロック指定の指定席券がついているほかに、素敵な商品もセットとなっている。3万円のコースにはお肉やスープなどもついているが、1万円のコースでもいろいろな特典が楽しめる。

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 私が良いなと思っているのが「感謝フェア」と名付けられた1万円のコース。ハンドタオルやノートなどが特典としてついているが、先日購入した小茂根福祉園のフクロウ珈琲もついている。

 観劇するだけではなく劇団を支援したいという方にとっては、こういった特典付の寄附チケットを購入するのも良いだろうなと思う。