むすこが幼い頃から親しんでいるレゴブロック。年齢に合わせていろいろな遊び方ができるだけでなく、スターウォーズ・シリーズやインディージョーンズ・シリーズなどのシリーズ物も楽しめる。子どもだけではなく大人も楽しめるのがレゴブロックの面白さだが、大阪のレゴランドでは「大人だけが楽しめる時間」を作り話題を呼んでいる。
大人だけのレゴナイト開催中
今年4月にオープンした「レゴランド・ディスカバリー・センター大阪」。レゴブロックで遊べることはもとより、屋内型のアトラクションや4Dシネマなどの後らくshんも充実している。レゴブロック好きの子どもたちにとっては、一日中楽しめるアトラクション施設だろう。
もちろん大人も一緒に楽しめるのだが、大人だけで楽しめる時間帯として設定されたのが「大人のレゴ®ナイト」だ。18才未満は入場できないというのが面白い取り組みだ。開催日時は毎月第一水曜日の夜7時から9時までの2時間。今月はすでに昨日6月3日に開催されたので、次回は7月1日(水)の開催となる。
https://www.legolanddiscoverycenter.jp/osaka/
また、東京お台場にある「レゴランド・ディスカバリー・センター 東京」でも同じように18才以上限定の時間が設けられており、こちらは毎月5日の夜に開催される。
今月は明日6月5日(金)夜に開催されるので、レゴ好きの方は仕事帰りに仲間と出かけてみるのも良いかもしれない。
ミニフィグを好きな人も多い
レゴブロックの魅力は、さまざまな形状のブロックでさまざまなモノを作れること。想像力を育ててくれるだけではなく、実際に道具として使うこともできるという優れものもある。
また、マインドストームというコンピュータを使って自立型のロボットとして使うことができるものもあり、単なるおもちゃの枠を超えて世界中で使われている。
しかし、レゴブロックの人気を支えている理由の一つには「ミニフィグ」という人形の存在が大きい。ミニフィグとはレゴブロックの素材でできた人形のことだが、関節部分が動いたり道具を持たせたりできるようになっており、ジオラマを作る時には欠かせないアイテムだ。
ハリーポッターやスターウォーズなどのシリーズ物では、映画の登場人物がミニフィグになっていて、ミニフィグの本も販売されているほどの人気ぶりだ。
シンプルさに勝るものはない
3才の頃からレゴブロックで遊び始めたむすこは、高校生になった今でも時々レゴブロックを引っ張りだしては遊んでいる。レゴブロックの教室に通ったりレゴマインドストームを使ってレスキュー大会に出場していた息子にとっては、レゴは最も付き合いの長いおもちゃであり気分転換のアイテムになっているようだ。
レゴが世界中で親しまれている理由の一つに、形状も含めたシンプルさがあると思う。さまざまな部品があって自由な使い方ができるレゴは、自分でイメージしたものを作り上げるというモノづくりの楽しさがある。デザインする楽しさや作り上げる楽しさがあるという部分は、テレビゲームなどとは真逆の楽しさだと思う。
シンプルな道具というのは飽きがこないものだが、発売から60年以上経っても世界中で親しまれているレゴブロックの人気は、このシンプルさにあるのかもしれない。「創造することの楽しさ」は世界中の人々の心を掴んで話さないのだと思う。