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運動が苦手でも筋力がなくてもボルダリングは楽しめる

 いまだ衰えないボルダリング人気。私が通っているボルダリングジムでも、

週末には「初めてボルダリングを体験する」という方が多く、休日には大勢の人で賑わっている。

 運動が苦手という方にも人気のボルダリング。改めてボルダリング人気の秘密とはなんだろうということや、長く続けるためのちょっとした秘訣を考えてみた。 

■ところでボルダリングってなんだろう

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 ボルダリングはロープを使わず2〜3メートルの岩を登るスポーツ。自然の中にある岩を登ったり人工的に作られた壁を登る。最近ではボルダリングジムが色々な場所で営業しているので、会社帰りなどに気軽に楽しむことが出来るようになった。

 一方、クライミングはロープなどで安全を確保しながら、自分の手足だけで岩壁を登っていくスポーツで、元々は登山の際に岩場を登り詰めて行くための技術だ。ロープを使わず道具を使わず手足だけを使って登ることを、総称してフリークライミングと呼ぶ。

 最近ではボルダリングと同様に室内のクライミングウオール(人工壁)を使い、フィットネス感覚で楽しむことができる施設も増えてきた。また、ボルダリングジムが色々な場所で営業しているので、会社帰りなどに気軽に楽しむことができる。営業時間も23時頃までのところが多いようだ。

 ロープを使って高い場所を登るクライミングに比べると、装備も簡易で一人でも楽しめるところが手軽で良いと思う。専門の道具はクライミングシューズと手につけるチョークだけだし、シューズもチョークもジムでレンタルできるので初心者でも気負わず始められる。

 ■年令に関係なく楽しめるスポーツ 

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ボルダリングというと「筋肉隆々の若い人が楽しむスポーツ」と思いがちだが、登山を楽しむ人がトレーニングのひとつとして楽しんでいたスポーツでもあり、年齢や性別に関わらず楽しむことができる。

 もちろん年齢が若いほど体力・筋力があってガシガシ登ることができるが、ある程度登れるようになって来ると「柔軟性と登り方」が重要になってくるので、筋力だけで登るには限界があるではないかと思う。

 絶対的な技術的到達点は若い頃から取り組んでいる人にはかなわないが、少しずつ楽しむということでいえば50才を過ぎてから始めても決して遅くはない。 

■ダイエット効果も期待できる

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 ボルダリングは1時間に10本程度のペースで登ることが多いが、登っている時間は短くても消費カロリーの消費は大きいらしく、30分間ボルダリングした場合の消費カロリーはは約2500キロカロリーほどだとも言われている。ジョギングで消費するカロリーが30分で約1800キロカロリーと言われているので、ボルダリングの消費量がそのおよそ1.5倍ほどだというのはすごい。

 ボルダリングは無酸素運動に近いスポーツなので脂肪燃焼量は少ないかもしれない。しかし、筋肉をつけて身体が締まって来るという効果があるので、「筋肉をつけてやせる」というダイエット効果が期待できる。

  また、ボルダリングを続けていると、少しでも難易度の高いルートを制覇したくなる。そうなると、少しでも体重を落としたいという気持ちがわいてくる。そのため、自然と体重を落とすことを心がけるようになりダイエットに拍車がかかってくるという好循環が生まれる。 

■ボルダリングは運動が苦手でも非力でも楽しめる

 ボルダリングは「はしごを登る体力があれば出来る」とも言われている。最初の頃は持ちやすいホールドを使ってゴールを目指すので、手と足を交互に使ってルートを考えながら登ることで達成感が得られる。

 必要なのは運動神経ではなく身体の柔軟性やルートの取り方。週1回のボルダリングでも自然と握力や手足の筋力がついてくるし、続けて行くうちに背筋や腹筋もついてくるので、まずは楽しく登るのが一番だ。

 長く続けるコツは「まずは3回通ってみる」ということだろうか。最初はおっかなびっくりで登るため楽しさを味わうことが少ないが、2回目には最初にできなかったことが、3回目には2回目にできなかったことができるようになり、登るたびに達成感を味わうことができる。

 「達成感を味わえる」というのがボルダリング最大の魅力だと思うので、まずは試しに何回かチャレンジしてみることをおススメしたい。