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炭酸泉は身体に良いらしい/「日本一の炭酸泉 ラムネ温泉館」

 山登りや激しい運動の後などには温泉。これが楽しみで山登りをしているという方も多いと思うが、心地よい温泉のお湯に身を沈めていると身も心も安らぐ。先日新聞に出ていたのが「炭酸泉は血行を良くして身体に良い」という記事。 九州には日本一の炭酸泉温泉もあるようだ。

■炭酸泉はなぜ身体に良いのか

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 炭酸泉とは炭酸ガス(二酸化炭素)が溶け込んだお湯のこと。 別名「ラムネのお風呂」とも言われていり。炭酸泉に入浴すると細かな泡が身体に付着するが、炭酸の気泡が肌につくことにより断熱効果が発生するため、身体から体温の放出が抑制されて保温効果が現れると言われている。

 また、炭酸は二酸化炭素の泡であるため、肌から身体に取り込まれた際に身体が「酸素をたくさん身体に流そう」と反応して血管が広がり、血流が良くなって身体の機能も活発になる。

 私が読んだ新聞記事では「冷え性が少しずつ直った」という話も紹介されていて、効能には個人差があるものの効き目があるようだ。その効果を取り入れたのが花王の入浴剤「バブ」だというのは有名な話だ。

 私も以前炭酸泉の温泉に入ったことがあるが、効能もさることながら身体に泡がつく感覚は心地よく、ぬるめのお湯でもお風呂上がりにポカポカしていたのを思い出す。

■大分県にある「世界でも類を見ない炭酸濃度の温泉」

 大分県竹田市にある長湯温泉(ながゆおんせん)は、 世界でも類を見ない炭酸濃度の高さが有名で、 田園風景が広がるのどかな景色も含めて人気のある温泉だ。

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 長湯温泉には様々な入浴施設や温泉宿があるが、炭酸線として有名なのが「ラムネ温泉館」という温泉宿の外湯。

 大正6年創業の大丸旅館の外湯として作られた「ラムネ温泉館」は、 建築家の藤森照信さんが設計したユニークな形状の建物が目印。静かな田園風景の中に建つ温泉施設はノンビリとくつろいで入れるようだ。私もぜひ一度行ってみたいなと思っている。

■ご近所にもある炭酸泉の入浴施設

 日本はヨーロッパとは違って炭酸泉の湧いている場所が少ないようだが、それでも技術の進歩で人工的に炭酸泉を作る装置が活躍している。

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 三菱レイヨン・クリンスイのホームページには、 全国の炭酸泉入浴施設などが紹介されていて、 地図からも探せる「炭酸泉を体験しよう」というページが設けられている。

 全国の銭湯や温泉などで炭酸泉を提供している施設が掲載されているので、銭湯で人工炭酸泉を使用している場所があれば、 もしかしたら遠くまで出かけなくても自宅の近くで楽しめるかもしれない。温泉好き銭湯好きとしては、 近所の銭湯を探してぜひ入ってみたいと思っている。