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今年も手話技術を磨き上げたい!手話を上達させるためのスマホアプリをご紹介

今週のお題「今年の抱負」

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  手話を習い始めてそろそろ2年。昨年は無謀にも全国手話検定の2級と3級をダブル受験したが、どうにか2級も3級も取得することができた。2級はそれこそ「どうにか合格できた」というレベルだけに、まだまだ読み取りや表現に課題が多い。今年は昨年以上に手話の技術を磨きたいと思っている。

 手話は日本語の補完ではなく独立した言語だが、語学を上達させるためには常に使ったり聞いたりしておく必要がある。外国語だと音声を聞くという方法が一般的だが、手話は視覚言語なので動画を見る必要がある。しかし、常に動画を持ち歩けるわけではないので、せめてスマホのアプリで毎日手話に触れるということが大切だと思う。

■単語を覚えるなら「手話ステーション」

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 以前もご紹介させていただいたが、手話を題材としたスマホアプリは数えるほどしかない。その中でも単語数の多さや使いやすいさでは「手話ステーション」が最も良い。スマホアプリとしては価格が少々高めの900円なので、まずは無料版の「手話ステーションLite」で使い心地を試してから購入するかどうかを検討したい。

 「無料版」は単語数が約300語と有料版の10分の1しかないため、使い心地を試すだけに留まってしまうが、まずは試しに使ってみるだけの価値はあると思う。

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 このアプリは「検索機能」がついているため、学習アプリというよりは辞書アプリという意味合いが強い。検索窓にひらがなを入力すると該当の語句が表示され、アニメーションで画面表示される。アニメーションは割と滑らかで見やすく、手話表現の語源も表示されるため覚えやすい。

iPhone版⇒☆click
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■指文字を覚えるなら「指文字トレーナー」

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 商品名や外来語など手話表現ができにくいものを表現するためには、指の形で50音を表す「指文字」を使うことになる。指文字は手話を学び始めると最初の頃に覚えることだが、手話自体は単語表現を覚えないと上達しないため案外勉強をする機会がなくなってしまう。

 それでも読み取りの時などにとても大切なのが指文字。スマホ用のアプリとして出されている「指文字トレーナー」は、動画で指文字の単語を読み取ることができるので便利だ。

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  指文字の検索もできるほか、動画で表示される指文字を読み取って三択から選ぶという機能がとても勉強になる。「上級」はかなり速いので最初はまったく読み取ることができないかもしれないが、それでも頑張って使い続けるうちに間違いなく読み取りができるようになってくる。

 やはりなんでも慣れが大事だなと思うが、このアプリを一日10分使うだけでかなり効果はでてくるのではないかと思う。実際に私も使っているが、電車の待ち時間などにちょっと使うのにも便利だ。

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■継続することに意味がある

 今日ご紹介した二つのアプリは、単にダウンロードして使うだけでは意味がない。毎日決まった時間に継続して使うことによって、徐々に徐々に効果が出てくるアプリだと思う。まさに継続は力なりという諺のとおりだ。

 毎日継続して使い習慣にするためには、毎日決まって行う動作の時に組み込むのが良いだろう。例えば、朝電車に乗って最初に立ち上げて2駅か3駅使ってみるとか、昼休みに食事が終わって席に戻った時に使ってみるというように、一息つく時にルーチン化してみるのはどうだろうか。

 いわゆる「空き時間」にスマホのゲームアプリを使うような感覚で、手話に触れてみるということが大切だと思う。手話単語や指文字を覚えることが即上達につながるということではないかもしれないが、手話を学ぶモチベーションを維持するということにはつながるのではないだろうか。