お酒が飲めず甘い物好きなので、新しいお菓子や珍しいお菓子があるとググッと興味を惹かれてしまう。「福島に願いが叶う魔法のお菓子がある」と聞いて購入してみたが、作り手側の想いが伝わってくるとてもおいしいお菓子だった。
■魔法のお菓子「ぽろぼるん」
”願いが叶う魔法のお菓子”というキャッチコピーの「ぽろぼるん」。福島県内の福祉事業所などが協力し、企業やNPOなどの支援を受けながら作っている焼き菓子だ。味はシナモン風味で香りが良く、口の中に入れるとホロッと溶けるような感触を得られる。今まで食べことの無い食感に驚かされた。
"ポロボルン"という名前のお菓子はスペイン・アンダルシア地方のもので、クリスマスシーズンには欠かせない伝統的なお菓子のこと。口の中に入れて溶けないうちに「ポルボロン、ポルボロン、ポルボロン」と3回唱えると、願いが叶うという言い伝えのあるお菓子だ。
まさに「魔法のお菓子」。こういう物語のあるお菓子というのは、ただ単に”美味しい”と思う以上の楽しさがある。福島の「ぽろぼるん」も願い事を叶えてくれる魔法のお菓子だと思うし、みんなの願いをぜひ叶えて欲しい。
15個入り一箱で価格は1,000円だが20箱以上からの販売となっているので、願いを叶えたい友達や職場での協同購入をおススメしたい。
■パッケージも素敵だ
パッケージも素敵なデザインが施されていて、デザインの持つ力を改めて感じさせてくれる。昨日の記事にも書かせていただいたが、デザインは商品に新たな力を与えてくれるという良い例だと思う。
ふたを開けるとこんな感じに、整然とぎっしりとお菓子が並んでいる。ひとつひとつ大切に扱っている様子が良くわかるし、作り手の想いが込められているように感じられた。
家族で美味しく食べさせていただいたが、口の中でホロッと溶けるような食感と、シナモンの爽やかな香りが口一杯に広がった。美味しくてついついパクパクッと食べてしまい、魔法の呪文を唱えるのを忘れてしまうぐらいだ。
気持ちまで優しくなれるこのお菓子。皆さんにもぜひ味わって欲しい。