今年も残すところ10日ほどになってきた。今年の年末年始は土日の関係で今までよりも少し長い休みになりそうだ。元旦といえば初日の出を見るというのが日本の風習だが、山の上ではなくちょっと珍しい場所から初日の出を楽しむツアーがあった。
■東京スカイツリーから見る初日の出
参照:http://www.1101.com/skytree/index.html
634mという世界一の高さを誇る東京スカイツリー。東京の新しい観光名所として連日大勢の人で賑わっている。東京スカイツリーでは初日の出を見るためのチケット販売が昨年に引き続き抽選で行われたが、残念ながら11月に抽選が終了していた。
しかし、東武トラベルでは東京スカイツリーからの初日の出と日光の観光を組み合わせたパッケージツアーが発売されている。
東京スカイツリー(R)からの初日の出&日光東照宮初詣と日光千姫物語での昼食 - 東武トラベル
東京スカイツリーに朝6時に集合し、貸し切りとなった展望フロアで初日の出を見るというツアー。初日の出を見終わったら東武線の特急で日光を観光して、夕方東京に戻るという日帰りの内容となっている。
元旦から忙しい一日となりそうだが、おめでたい場所を一日で回るというのものまた、年の初めに有意義な一日になるかもしれない。
■JALは初日の出フライトを実施
経営再建で様々なサービスを打ち出してきたJAL(日本航空)。そのかいがあって見事な復活を遂げたが、機内サービスも含めて以前よりは格段にサービスが良くなっていると感じられる。
来年の元旦にJALが運行する「初日の出 初富士フライト」もそのひとつだが、雲の上に行けば必ず太陽を見ることが出来ますので良いアイデアではないだろうか。
出発は成田空港からと羽田空港からの2便。羽田空港からの便は6:00に離陸して伊豆半島経由で富士山に向かい、富士山上空で初日の出を拝んでから羽田に戻るというもの。
約2時間のフライト中には「おせち風弁当」が出るほか、 記念搭乗証明書と紅白まんじゅうが記念品として渡されるようだ。料金は窓側の席で一人36,000円から(ペアで販売)。 通路側の席は一人21,000からと少し安くなっているが、初日の出を見るならやはり窓際の席が一番だ。
家族3人で搭乗するとなると10万円近い金額がかかるので、これを高いと見ると妥当と見るかは意見の分かれるところだと思う。それでも元旦から初日の出フライトを楽しむというのは、 乗り物好きの方にはとても良い記念になるかもしれない。