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今年も開始!宙に輝くイルミネーション「よみうりランド・ジュエルミネーション」(東京都稲城市)

 毎年寒くなってくると街でイルミネーションが輝きだす。寒さが厳しいのは身体にこたえるが、寒さが厳しいほど綺麗に感じるのがイルミネーションだ。

 人は光り輝くものを見ると心がワクワクしたり、逆に心がフワッと穏やかになったりする。どんな状況で心がワクワクし、どんな状況でフワッとするかという境目はよく分からないが、光り輝くイルミネーションにはなんとも言えない魅力と力があるように思える。

 今年もまた、我が家で家族全員が楽しみにしているイルミネーションが始まった。

■よみうりランドのイルミネーション

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 東京都稲城市にある遊園地「よみうりランド」。開業が1964年と半世紀も前から人々を楽しませている遊園地だ。よみうりランドの所在地は東京都稲城市になっているが、実際にはお隣の神奈川県川崎市に大部分の敷地が広がっている。

 この「よみうりランド」で冬の便りが聞こえるようになると開催されるのが「ジュエルミネーション」。300万球の宝石のようなイルミネーションの輝きが、今年も10月31日から始まっている。

 前出の写真は昨年家族で行ったときのものだが、山の上にある真っ暗な敷地内に光る膨大な数のイルミネーションは、まさに宙に輝く光の洪水だった。特に京王線よみうりランド駅を降りたところにあるゴンドラに乗り、よみうりランドまで行くルートからの眺めが良い。

 山の斜面に沿ってゆっくりと昇っていくゴンドラに乗ると、ゴンドラの最大高度を過ぎた時点で突然目の前に光の洪水が現われる。敷地の上空を横切ってゴンドラの終点に着く頃には、気持ちは既に園内に飛んでしまっているという感じだ。

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 よみうりランドのジュエルミネーションをプロデュースしているのは、東京港レインボ-ブリッジや横浜ベイブリッジなど数々のイルミネーションを手がけた石井幹子さん。世界的に有名な照明デザイナーが手がけたイルミネーションは、実に素晴らしい光景を醸し出している。

 夏には大勢の人で賑わうプールも色とりどりのイルミネーションで彩られ、ハート型のイルミネーションが流れてくるなど演出も多彩だ。家族連れでも恋人同士でも十分に楽しめるイルミネーションイベントだと思う。

 寒いからこそのイルミネーション。我が家も温かい格好をして早々に訪れてみたいと思う。

■よみうりランド「ジュエルミネーション」

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期間:2015.2.15(日)まで
時間:16:30〜20:30
料金:大人1,000円、中高生600円、小学生以下無料
  (シーズンチケットやフリーパスもあり)
http://www.yomiuriland.com/jewellumination/

 ■各地で輝きだしたイルミネーション

 よみうりランドだけではなく全国各地で色とりどりのイルミネーションが輝きだした。一時は「省エネに逆行している」という理由で自粛するところも出てきたが、消費電力が従来の4分の1程度になるLEDを使用することにより、再び街が輝きを増してきている。

 LEDは年を追うごとに進化してきていて、よみうりランドの”宝石イルミ”や丸の内の”シャンパンイルミ”など特徴的な輝きを誇るところも出てきている。

 確かにイルミネーションは電力の無駄遣いのように見られることも多いが、それを見た人が心が弾んだり和んだりするということには価値があることだと思う。電力使用量を抑える工夫をしながら、電球の数だけではなく演出によってより楽しめるアトラクションが増えることを期待したい。