電車好きな方やバス好きな方など乗り物好きの方は多いが、その中にはひたすら乗り継いで遠くまで行くことを楽しみにしている方もいる。私の友人にもそういう趣味の人が何人かいるが、北海道のバス会社が発表した北海道を縦断する行程表は、バスに乗るのが好きな人にはたまらない行程かもしれない。
■沿岸バスの北海道縦断行程表
北海道苫前郡羽幌町に本社のある「沿岸バス」。昨年9月に函館バスの社長が提唱した北海道縦断路線バスの旅プランを受けて沿岸バスが詳細な行程表を作成したが、それをTwitterで公開したところ予想下以上の反響があったという。
路線バスで北海道縦断!? 沿岸バスが函館~稚内間の行程表を作成 | ファンログ | 北海道ファンマガジン
詳しくはこちらの記事を読んでいただきたいと思うが、延々と路線バスを乗り継ぐことで稚内を目指すというのは、ある意味ではロマンを感じさせてくれる行程なのかもしれない。
(´-`).。oO(・・・反響のあった函館~稚内の一般路線バス乗り継ぎの旅。沿岸バスを組み合わせた場合の問い合わせが多かったので作成してみました。路線バスのない豊富~南稚内のみJR線を利用すると、行程が3日間に短縮されます。) pic.twitter.com/4ySwMYGUAq
— 沿岸バス@特急はぼろ号30周年 (@enganbus) 2014, 9月 15
それ以前に沿岸バスで印象的だったのが、イラストの使い方がすごいということ。いわゆる「萌えキャラ」と呼ばれるイラストがふんだんに使われていて、シリーズ化しているというのもかなり思い切った戦略だなと思った。
(´-`).。oO(・・・ 乗るしかない このビッグウェーブに。)
スマブラ参戦ジェネレーター|SMASH UNION http://t.co/MSvz6mTp3J pic.twitter.com/lsgt37dsea
— 沿岸バス@特急はぼろ号30周年 (@enganbus) 2014, 9月 17
フェリーからの連絡バスもしっかりとキャラクターが使われていて、セブカルチャーの世界を前面に出しているところがすごい。
いろんな意味でパワーを感じるバス会社だ。
■最北端へ続く道
もう20年以上前のことになるが、バイクで北海道に渡って一週間ツーリングしたことがある。釧路から帯色に行き、再び釧路方面に戻って網走まで出て、旭川を抜けてオロロン街道を北上し、宗谷岬までただひたすら走る旅立った。
それでも、途中途中で国民宿舎に泊まったり民宿に泊まったりしながら、その土地の雰囲気を十分に味わうことができる良い旅だったと思う。
沿岸バスの行程表を見て、ふと北海道ツーリングのことを思い出した。