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NHKの防災関係サイトが分かりやすい/「となりの防災家族」

 防災週間が過ぎても防災関連のニュースや特集は時々テレビやラジオで流れている。南海トラフト地震や首都圏直下型地震のこともたびたびニュースや特集で取り上げられているが、地震そのものに対する備えだけではなく地震後の生活に関する対応も大切だ。

■震災後の一週間をどう過ごすか

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 東日本大震災の際には首都圏では交通が麻痺し、歩いて帰る人の列が夜遅くまで続いた。また、震災後には停電や断水が断続的に発生した地域もあるなど、地震自体の被害は少なかったのものの都市機能が麻痺することでの生活への影響は小さくなかった。

 防災週間を前にして8月31日に放映されたNHKの「となりの防災家族」では、地震発生後にライフラインが一週間ストップしたという想定で興味深い内容を放映していた。電気や水道がストップした中でどのように生活すれば良いか、自宅避難を一週間続けるにはどういった準備や工夫が必要かということなどが分かりやすく描かれていた。

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http://www.nhk.or.jp/sonae/bosaikazoku/hijyoshoku.html

  例えば水の備蓄。今までは「給水車が配備されるまでの家族3日分を備蓄しよう」と言われていたが、内閣府によって南海トラフ巨大地震の被害想定が見直されたことに伴い、食料の家庭備蓄7日分が推奨されるようになった。

 そのためには、どのようなものをどれだけ備蓄しておいた方が良いか、カセットボンベなど食料以外のものは何をどれだけ用意しておく必要があるかなども書かれている。 

  まさに「備えあれば憂いなし」なんだなと感じた。

■もしものときのミニ冊子も作れる

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http://www.nhk.or.jp/sonae/moshimo/index.html

 番組サイトでは いざというときに役立つ「携帯マニュアル本」がダウンロードできるようになっている。震災直後に必要となる「災害もしもBook」とケガや火災に対する対応方法が書かれた「災害もしもマニュアル」の二種類があり、どちらも自宅のプリンターで出力し折り畳むことで、財布などに入れられる小さなミニブックとして使うことができる。

 緊急時の連絡先なども書けるようになっているので、家族分を出力して財布やカバンなどに入れておくと良いだろう。我が家も家族分を用意して各自で持つようにした。

 その他にも、アイロンプリントシートに印刷してバッグなどに転写できる「防災グッズリスト」がダウンロードできるなど、ちょっとした防災の知恵が掲載されているこのサイト。防災週間だけではなく日頃から防災意識を高めておくにも良いサイトだと思う。