ボルダリングを再開してから1ヶ月。毎週土曜日の午後に通うようにしているが、平日の会社帰りに通う人も多いと聞いた。仕事帰りに壁を登るというのも時間を有効に使えるのかなと思いたち、週末金曜日の夜にボルダリングジムに足を運んでみた。
■土日よりも混んでいるのに驚く
週末金曜日に足を運んでみたのが、東京都調布市にある「hangout(ハングアウト)」というボルダリングジム。京王線「柴崎駅」から徒歩5分のところにあるジムで、幹線道路に向かう一方通行の道路沿いにあり、オープンしてからもうすぐ2年というまだ新しいジムだ。
静かな住宅街の広がる各駅停車しか停まらない駅の近くながら、金曜日の夜となると思った以上にボルダリングを楽しむ人が集まっている。会社帰りの人が多いのかと思いきや、普段着で来て着替える人がほとんどなのでボルダリングジムの近くに住んでいる人が多いのかもしれない。
登っている人が多いとは言っても長く順番待ちをするほどではなく、一息入れては登るというぐらいのペースにはちょうど良いぐらいの込み具合だった。ボルダリングの場合には立て続けに登るということが無いので、他の人の登り方を見ながら休憩するというのは良いペースだなと思う。
■駅から近いジムは都内では使い勝手が良い
ボルダリングは2mから4m程度の岩や石を登るスポーツのことで、フリークライミングの一種ながらロープなどで身体を確保すること無く登っていく。「ボルダー」とは「岩」という意味なので、まさに岩を登るスポーツのことだ。
ここ数年はボルダリングブームが起きているということもあり、全国的に見ても昨年はボルダリングジムの数が過去最高を記録している。ロープクライミングもできるジムがあったり登れる壁が非常に多いジムがあったりと多種多様だが、郊外に行けば行くほどジムの規模は大きくなる傾向にあるようだ。
車を日常的に使っている地域では駐車場の確保が必要だし、郊外であれば土地や建物も広い場所を確保できるという利点がある。
一方で都市部のボルダリングジムは、交通の便が良いというのが利点だ。電車を降りてトコトコと歩くとすぐにジムに到着できるというのは、時間を有効活用することができるし気軽にジムを利用することもできる。
特に東京都内のように時間貸しの駐車場代が1時間で1,000円を超えるような場所であれば、駅から徒歩で5分程度という立地はありがたい。
ボルダリングは継続して行うことで上達するスポーツだと思うので、思い立った時にヒョッと行ける場所にあるジムをホームグランドにすることで、定期的に通えて上達も早くなるのではないだろうか。
私も3年ほどボルダリングを楽しんでいるが、途中半年ほどのブランクがあったので筋肉も元に戻ったような感がある。時間的に週一で通うのがやっとだが、通いやすいジムに定期的に通うことで少しでも早く以前の状態に身体を戻したいなと思っている。
◇ボルダリンジム「hangout(ハングアウト)」
http://www.climbing-hangout.com
住所:東京都調布市菊野台1-40-3
最寄駅:京王線「柴崎駅」徒歩5分
料金:初回登録料1,620円 利用料1,300円〜1,800円