夏になると各地でいろいろな催し物が開催されるが、真夏の暑い盛りに歩道にテントを張って陶器を売るというイベントが今年も開催されている。年に一度の「せともの市」は、陶芸品が好きな人にとっては炎天下でも十分楽しめる催し物だ。
人形町と水天宮の間で行われる「せともの市」
毎年8月の第1月曜日から水曜日までの3日間、中央区人形町で行われているのが「人形町せともの市」。人形町交差点から水天宮前交差点までの大通りで行われる陶器市で、大通りの両側にある歩道に陶磁器問屋のテントがぎっしりと並ぶ。
平日にも関わらず朝一番から大勢の人が詰めかけていて、昼時ともなると昼食のために外出してきた近隣の会社の人を含めて大賑わいとなる。歩道にずらっと並ぶテントの中には所狭しと陶器が並んでいて、陶器好きの人にはたまらない風景だと思う。
特設テントでは電動ろくろをつかった陶芸体験が行われていて、1,500円でお皿やカップなどを作ることができる。また、反対側のテントでは絵付け体験も行っているので、夏休みの工作替わりに利用するという方法もありそうだ。
伊万里焼きや有田焼の高価な陶器が3割引で売られているなど、陶器市ならではの割り引きがあるので、陶器が好きな方ならお得に買い求めることができる。また、普段使いのカップやお皿やコップなども破格値で売られているので、ちょっとした買い物気分で物色するのも楽しいと思う。
人形町せともの市は今週8月6日水曜日まで。夜8時まで行われているので、会社帰りに夕涼みがてらに出かけてみるのも良いかもしれない。
□「人形町せともの市」
https://centraltokyo-tourism.com/spot/detail/801000051
日時 2014年8月4日(月)~6日(水) 9:00~20:00
場所 東京都中央区人形町界隈
(人形町交差点から水天宮前交差点の間の歩道両側)
陶器の写真などいろいろ
暑い盛りの人形町だったが、陶器を見るのが好きなのでブラブラと散策しながらゆっくりとお店を覗いてきた。手ふきガラスのグラスや可愛いカップから、しゃもじや包丁などせとものとは関係のない(料理という意味では関係あるが)ものまで色々なものが売られていた。そういうものを撮影して歩くだけでも楽しいなと思う。
安産・子授けの神様「水天宮」は、遷座のために浜町の仮宮に移転中。お宮参りの人で賑わっていた。