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嫌なことは自分を客観的にとらえることで軽減できる

  先日友人から嬉しいメールが届いた。「転勤で悩んでいる知り合いがいたので、”おやこでポレポレ”の記事を紹介して元気を出してもらった」という内容だったが、思いがけないメールに非常に嬉しいお話だなとありがたく感じた。

 我が身を振り返って改めて考えてみると、自分を客観的に捉えることはやはり大切なことなんだと思う。

 ■スーパーオペレーターの話

 

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  私が以前記事にしたのが、コールセンターで働くオペレーターさんの話。彼女はどんなクレームが届いても決して苦にすることなく、ストレスをためずに抜群の成績を収めているという素晴らしい方だという内容だった。

「自分を客観的にとらえることでストレスを軽減できる」

仕事でも家庭でも何かしらのストレスがある。適度なストレスは必要だとは思うが、過度なストレスは身体にも心にも悪影響を与えるので早めに解消したいものだ。しかし、大切なのは「ストレス解消」という対処療法よりも、「ストレスを感じにくくする」という予防対策だ。 

  この記事でも書かせていただいたが、「苦情を言われている自分は別な自分」だと割り切ることによってストレスを軽減し、だからこそ抜群の成績をあげているという方の話だ。

 そのほかにも落語家さんの話も例として書かせていただいたが、私の知人がこの記事を読んで覚えていてくれた。その後、その知人の知り合いがコールセンターに異動ことになり不安がっていた際に、「こんな記事があるから読んでみれば」と私の記事を紹介してくれたらしい。

 私の記事を読んでくださった方は幾分か元気を出してくださったようだが、こういう形で誰かのお役に立てたというのはとても嬉しいことだし、ブログを書いていて良かったと思える出来事だった。私自身のモチベーションも上がり、朝からとても清々しい気持ちになった。

 記事を紹介してくれた知人に心から感謝するとともに、読んでくださったご友人にも心から感謝している。本当にありがたいことだなと思う。

 なお、記事の中でご紹介した「落語家さんの講演」は三遊亭白鳥さんの講演。大学を出てから落語家になったという方で、真打ちに上がるまでの苦労話が面白かった。現在も色々なところで講演をされているようなので、機会があれば聞いていただきたいと思う。

ギンギラ★落語ボーイ

ギンギラ★落語ボーイ

 

 ■自分を客観的に捉えられなければ「投げて捨てる」

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 そうは言っても、嫌なことがあった時に自分を客観的に捉えることは難しい。客観的に捉えることができないからこそ、人は自分を責めてしまうし悩んでしまう。あるいは、嫌なことの原因を作った相手に対して「どうして自分が嫌な思いをさせられるんだろう」と腹を立てしまう。

 考えてみればとても自然なことだし仕方の無いことだが、ここには「自分は悪くないのに」という心理が先にあるからだとも言える。「自分は悪くないのに責められる」ということほどストレスが溜まることは無いし、やるせない気持ちにもなってしまう。

 さらに突き抜けて「自分は悪くないから気にしない」とまで思えればストレスも溜まらないのだろうが、そもそもそう思える人であれば最初からストレスとは縁がないのだろうとも思う。

 「自分を客観的に見る」ということに関しては前述の記事を読んでいただきたいと思うが、どう転んでも自分を客観的に見ることができない場合には(私もそのタイプだが)、嫌なことを紙に書いて捨てるという方法もある。

 私も時々「腹がたって眠れない」ということがあるが、そんな時にはガバッと布団から起きだして、プリンターから白紙を引っ張りだし、腹がたって眠れない出来事を箇条書きにしている。感情を交えず発生した事象だけを箇条書きにするのがポイントだ。

 一気に書き終えたらざっと一読し、今度はビリビリに破いてゴミ箱にガバッと捨てる。野球のオーバースローのように投げ込んでも良い。

 単純なようで割と効果がある方法なので、腹がたって眠れない時には一度試していただきたい。それでもダメなら、にわかに腕立て伏せとスクワットを行い、ヘトヘトになるまで筋トレをしてバタリと眠るのも良い。要は発散させることが大切だと思う。