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スマホで使える「電子版お薬手帳」が人気

 病院で処方された薬を記録するお薬手帳。小さな冊子になっているお薬手帳はどの家庭にもあると思うが、あまり使っていないというご家庭もあるのではないだろうか。

 私も調剤薬局で「お薬手帳はありますか?」と聞かれて、そういえばと思い出す程度だ。あってもなくても良いと思っていたお薬手帳は、万が一の時に威力を発揮するようだが、最近ではスマホやパソコンでデータを管理する「電子版お薬手帳」の利用が広がっているようだ。

■「お薬手帳」とは

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 お薬手帳とは調剤薬局で渡される小さな手帳で、薬と一緒に渡される処方薬情報のシールを貼ったり病歴などを書き込む手帳。今までの病歴や処方された薬を記録しておくことで、過去から現在まで処方された薬をもとに病状のおおまかな推測ができる。

 そのため、出先で病気になってしまったり事故にあったりした場合に、医師や薬剤師にお薬手帳を見せることで、薬の重複処方や他の薬との飲み合わせによる体調悪化を防ぐことができる。

 しかし、普段お薬手帳を持ち歩いている人は少なく、いざというときに役立たないということになってしまう。

 私も風邪をひいたり既存症の薬をもらいに行った際に調剤薬局で「お薬手帳をもってきましたか」と聞かれてハッとしてしまうことが多い。

■飲み忘れアラームもあるスマホアプリ

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 医療費の低減にもつながるお薬手帳だが、普段持ち歩かないという人は多い。そこで、全国に調剤薬局を展開するアイセイ薬局では電子版お薬手帳「おくすりPASS」のサービスを始めた。

 スマホにダウンロードしたアプリを起動して店内にあるデータ読み取り機にかざすと、電子版お薬手帳の内容が薬剤師側と情報共有される仕組みとなっている。

 服用してきた薬の情報などを伝えられるだけではなく、新たに処方された薬の名前、服用量、服用方法などの情報も追加される。  

 また、薬を飲む時刻になったらアラームで通知してくれるなど、薬の服用を含めた全般的な管理がひとつのアプリで行えるというのはありがたい。

 調剤薬局側もお薬手帳を使った服薬指導などで収益を上げることが出来るため、アイセイ薬局以外でも独自の電子版お薬手帳を開発し導入しているところも多い。

 それ以外でもスマホアプリで「お薬手帳」という名前で検索するといろいろなアプリが出てくるので、自分の好みやアプリの特徴によって選んでみても良いかもしれない。

 私も行きつけの調剤薬局で電子版お薬手帳の有無を確かめて、常に持ち歩けるスマホ版のアプリを使ってみようかと思う。