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暑いからこそ熱いコーヒーを飲むという選択

 今週のお題は「飲み物」。はてなブログでは毎週「お題」が出されるが、今週のお題は「暑いから何か飲む?」というもの。さて暑いと何を飲みたくなるのかと自問自答してみた。

■暑くてもホットコーヒー

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 私はコーヒー好きだ。一日10杯以上飲むこともざらなので、いいかげん身体に悪いかなと思いつつもコーヒーを飲んでしまう。しかもアイスコーヒーはほとんど飲まない。コーヒーならホットでブラックという習慣が身についている。

 なぜ「ブラック」なのかというのは後述するとして、コーヒーはホットに限るというのは、冷たいものを飲むとお腹を壊しやすいというごくごく個人的な理由に尽きる。決して、主義主張があったりこだわりがあったりする訳ではないのが、我ながら残念だ。

 暑いときにグーッと飲むアイスコーヒーやコーラなどは爽快だが、一気にお腹の中が冷えることは身体が受け付けない。情けないが仕方がない。「暑いのにホットコーヒーを飲むなんて本格的ですね」と言われることがあるが、「うん、まあね、、、」と言いながらしょっぱい顔でコーヒーをすすってしまう。

 それでも唯一大丈夫なのが、自宅で作られた麦茶。茶葉から煮出した麦茶は冷たくてもお腹へのダメージがほとんどない。これは不思議で、妻が作った麦茶だけは冷たくても全然平気なのである。

 暑くなると、妻に感謝しつつお風呂上がりに冷たい麦茶を飲むというのは、ささやかながら幸せなひと時だったりする。

■ブラックコーヒーとの付き合いは長い

 コーヒーを飲むときには砂糖やミルクは入れず、常にブラックコーヒーというのが高校生の頃からの習慣だ。豆のコーヒーでもインスタンスコーヒーでも同じ。ブラックコーヒー一筋数十年という感じである。

 これもまた「コーヒー好きなんですね」と言われることが多いのだが、実際にはそれほど味にこだわりがあってそうしているわけではない。ただ単に砂糖やミルクを入れるのが面倒くさいというだけだったりする。

 コーヒーをブラックで飲みだしたのは、高校2年生ぐらいの時だろうか。学校に行く前に自分でインスタントコーヒーを入れて飲むのが習慣だったが、ある日面倒だなと思ってブラックで飲んでみたら非常に苦くて不味かった。

 普通はここで「不味かったから次は砂糖を入れよう」となるのだが、私の思考回路は「不味いけど面倒だから苦いのに慣れよう」という方向に振れてしまった。思春期にありがちな、ちょっと斜に構えるという考え方も手伝ったのかもしれない。

 社会人になって初めて豆のコーヒーを飲んだが、「同じブラックでも豆のコーヒーは美味しい!」と驚き今に至っている。昔は自宅で豆のコーヒーを飲める高校生は皆無だったので、この驚きもまた新鮮だった。

■食べ物、飲み物には感謝の気持ちを

 これだけコーヒーを飲んでいるのに、いまだに他人におススメするコーヒーを語ることが出来ない。「○○産の豆はコクが違うんだよね」なんてことを言えれば、ちょっと素敵な中高年になれるのかもしれないが、それほど味の違いが判るわけでもない。

 もともと男兄弟三人の中で育った身としては、「美味しい」と感じる前に「お腹いっぱい食べる」ということの方が優先事項で、社会人になってからもそれが継続していたんだと思う。

 逆にそれだからこそ、「食」に対する感謝の気持ちは大きい方だと思うし、食べ物を粗末にすることは大罪だとすら思っている。食べ物だけではなく「飲み物」に対しても同じだ。

 コーヒーで言えば、ひとつひとつのコーヒー豆を摘んで、洗浄して、焙煎してという工程を考えると、ポイポイとおろそかに飲めるものではない。フェアトレードのコーヒー豆であればなおさらで、香りを楽しみながらじっくりと飲むのは礼儀ですらあると思う。

 自分で焙煎することもあるが、自分で焙煎したコーヒーは極めて不味い。やはりプロの技術にはかなわない。しかし、いつしか悠々自適の生活ができるようになる時が来るならば、その時には大きな焙煎機を買ってじっくりと焙煎し、夫婦でのんびりとコーヒーを楽しみたいなと思っている。