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5月は日本最大の自転車レース「TOUR of Japan 2014」が開催される

 ゴールデンウィークに入ったとはいえ、本格的な連休は来週後半から。気候も良い季節になってきたので、外出するのも楽しい季節になってきた。

 暖かくなってくると見かけるのが、颯爽と自転車で駆け抜ける人たち。本格的なレーサースタイルの人から、普段着でタウンバイクを駆る人まで様々だが、まだまだ自転車ブームは続いているらしい。

■日本最大の自転車レースが5月に開催

 毎年5月は自転車月間。 1981年(昭和56年)5月に「自転車基本法」が施行されたことを記念して設定され、 関連組織が自転車の安全運転や交通マナーの向上に努めている。

 その自転車月間に合わせて毎年行われているロードレースは、日本最大のロードレースで、各地で熱い戦いが繰り広げられる。

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  5月に全国6カ所で行われるのが「ツアー・オブ・ジャパン」というロードレース。日本を代表するステージ別ロードレースで、 5月18日の堺ステージを皮切りに6ステージが開催され、5月24日の東京ステージまでの成績で総合優勝が決められる。

 出場チームは国内9チーム、海外7チームの全16チーム。 日本では馴染みの薄いロードレースだが、 ヨーロッパではものすごい人気を誇るスポーツだ。

 1チームの構成は選手6名と監督1名、メカニック1名、マッサー1名の合計9名。 7日間で6レースというかなり厳しい日程なので、選手個々人の能力もさることながらチームの総合力が試される。

 私自身はロードレースを間近で見たことは無いが、ロードレース好きの友人に聞くと「ライブで見る迫力はものすごい」らしい。ロードレースを観戦して刺激され、それがきっかけでロードレーサーに乗るようになる人も多いらしい。

 頼りになるのは自分の力だけ。そんなストイックな部分にロードレースの魅力のひとつがあるのかもしれない。

■自転車ブームは続いているのか

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  休日や買い物の時だけではなく、通勤時にも自転車を使う人が増えてきた。災害時の帰宅用として自転車を利用する人も増えてきたようだが、一時のブーム的な要素はかなり落ち着いてきたのではないだろうか。

 自転車産業振興協会のデータを見ると、国内の販売台数は2008年と2011年に増加しているものの、それほど急激に伸びたり落ち込んだりはしていないようだ。一方で通勤用や普段使い用として、電動アシスト自転車の販売が着実に伸びてきているように感じる。

 東日本大震災後には、都市部での移動手段として自転車ブームが起きたが、それも一段落しているのではないだろうか。

 自転車は昔から移動手段として一般的だったこともあり、これからも決して廃れることはないだろうと思う。逆に消費税増税でカーシェアリングの加入者が急激に増えていることを考えると、自転車を利用する人は少なからず増えることも考えられる。

 日本では自転車専用レーンの整備や駐輪場の整備がなかなか進まないのも、自転車利用者の増加を妨げている要因かもしれない。電気自動車がなかなか普及しないのも、充電基地などのインフラ整備が追いついていないからという説もある。

 自転車は環境にも健康にも良い乗り物だと個人的には思っているが、特に都市部では駐輪場の整備が遅れているため利用しにくい。電動アシスト自転車の価格も以前に比べるとかなり下がってきており、車種もママチャリからスポーツタイプまで増えてきている。

 駐輪場の整備や自転車専用レーンの整備を進めることで、環境に優しい自転車利用者が増加することを望みたい。