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春の訪れを感じさせる「4月こと座流星群」がやってくる[4月の星空情報②]

 星空観測の中でも、ひときわワクワクするのが流星群。4月後半には春の訪れを感じさせる「こと座流星群」が夜空を彩ります。

■4月こと座流星群が極大[4月22日(火)]

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(AstroArtsのHPから参照)

4月こと座流星群は、出現数は1時間に10個ほどと多くないが、突発的に多数出現することもある。サッチャー彗星の通り道を毎年この時期に地球が通過し、そこに残されていたちりが地球の大気にとびこんで、上空100km前後で発光して見える。 22日から23日にかけての夜、特に放射点が天頂近くまで上る深夜ごろが見つけやすいだろう。未明に月齢23の月が昇ってきたら、月の光を目に入れないよう西の空を中心に広く見わたしてみよう。(http://www.astroarts.co.jp/alacarte/2014/04/22/index-j.shtml)

  今年は月の出が未明なので、流星群観測にはうってつけなんですね。しかし、元々が出現数の少ない流星群ですので、見られたらラッキーぐらいの気持ちが良いかもしれません。

 4月こと座流星群の母彗星はサッチャー彗星。公転周期は415年という母彗星としては最も長い周期となっています。

 母彗星は太陽を周回する際に通り道に塵を残していきますが、その塵の中を地球が通ることで地表に引き寄せられ、地上100キロほどの上空で発光するのが流星群。公転周期といい、壮大な宇宙での現象を見られるというのがすごいなと思います。

■観測するなら暖かい格好で

 暖かくなってきたとはいえ、流星群を観測するには長時間野外で過ごすことになりますので、コートなどの防寒具をしっかりと着込むことが大切です。

 また、夜空を見上げていると首を痛めてしまいますので、地面にマットと敷いて寝袋に入って観測するのも良いですよね。

 私も以前、夏の時期にキャンプ場で寝転びながら流星群を観測したことがありますが、夜空をサッと横切る流星を見たり、時には火球と呼ばれる光り輝く流星を見たりするのはとても神秘的で楽しかったという思い出があります。

 AstroArtsの「パオナビ」というサイトでは、全国のプラネタリウム・公開天文台・科学館などの情報が掲載されています。お近くの施設を探してみるのも良いですし、良いイベントがあればそれを目的にしてお出かけしても良いなと思います。