はてなブログに「今週のお題」というのがあり、今週のお題は「素敵な絵本」というもの。「絵本」という言葉を聞くとむすこが幼い頃の頃に、たくさん読んであげたことを思い出します。
■子どもの目がキラキラと輝く絵本
むすこにはほぼ毎日絵本の読み聞かせをしていましたが、最も目を輝かせて聞き入っていたのがクリスマス関連の絵本。クリスマス時期だけではなくて、季節を問わず喜んで聞いていたのが「あのね、サンタの国ではね」という絵本でした。
この絵本はサンタの国での一年の様子が描かれていて、1月から12月までそれぞれ見開き1ページで紹介されています。
1月はサンタの国での新年パーティーの様子が描かれていたり、2月は子ども達からのお礼の手紙を読んでいたりと、サンタの国の一年間の様子が生き生きと描かれています。
特に7月はサンタさん達が子ども達の様子を空から見守る月になっていて、その部分を読み旅にむすこが「ぼく、7月は良い子にしてたかな〜」と不安そうな顔をしていたのを思い出します。
子ども達の目がキラキラと輝くこの一冊は、今でも我が家の大切な宝物です。
■やる気のないサンタがホノボノとして可愛い一冊
クリスマス時気になると読んであげていたのが、「さむがりやのサンタ」という一冊。寒がりやでめんどくさがりやのサンタが登場する絵本です。
一人暮らしのサンタクロースが寒い朝にあくびをしながら起きてきて、身支度をしたり食事の準備をしたりとノンビリとしたペースで準備をしていきます。
身支度が整ったらソリを取り出して、プレゼントの復路を取り出して、よっこらしょと言いながらプレゼントを配りにいくサンタの姿は人間と同じだなというほのぼのとした雰囲気をかもし出しています。
読み聞かせをしながら思わず笑いが出てしまう一冊。親子で楽しめる一冊だと思います。
さむがりやのサンタ (世界傑作絵本シリーズ―イギリスの絵本)
- 作者: レイモンド・ブリッグズ,さむがりやのサンタ,すがはらひろくに
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1974/10/25
- メディア: ハードカバー
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■読み聞かせはおやこの素敵な時間を作ってくれる
私はむすこがまだ言葉を話せない頃から、小学4年生ぐらいまでほぼ毎晩読み聞かせをしていました。
最初は夜寝付かせるために読んでいましたが、そのうちにそれが習慣となってきて、時間があれば休日の昼間でも本を読んであげるようになりました。
最初は絵本を、幼稚園に入ってからは絵本以外の物語も読んであげるようになって、「ホラ吹き男爵の冒険」などは親子で大笑いしながら読み聞かせた一冊です。
幼い頃から読み聞かせをしていたからなのか、この春から高校生になるむすこは今でも大の本好きで、休みの日でも暇があれば好きな本を取り出してノンビリと読み込んでいるほどです。
読み聞かせは本好きの子どもに育ててくれますが、それ以上に読み聞かせの時間というのは親子で過ごす素敵な時間と思い出を作ってくれると思います。