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〔P〕うまくいく人は「直感力」によって「決断」をしている

 ビジネスでもプライベーでも、「選択」することと「決断」することには常に遭遇しています。その時にいかに早く決断するかで、うまくいく人とそうでない人とが別れるという話を知りました。

■人生は選択と決断の連続

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 毎週発行される「みやざき中央新聞」という小さな新聞があります。心温まる講演やためになる講演などの記事が掲載されている新聞ですが、先日の2月17日号の社説には「人生は選択と決断の連続だ」という記事が載っていました。

 決断力の重要性を訴える時の例として、アメリカのジョン・F・ケネディ大統領の演説のことが書かれています。

“宇宙開発でソ連に遅れを取ったアメリカは、ケネディ大統領が1961年5月に「我々はこの10年以内に月に人類を送り込む」と力強く宣言した。それを受けて、翌年の1962年にライス大学は所有していた広大な敷地の寄付を国に申し出て、それが現在のNASA宇宙センターだ。何事も、環境が整ってから「やる」と決断するのではなく、先に決断をすると、後から環境が整ってくる。”

 

 また、作家の有川真由美さんの話として、「人生がうまくいっている人は、時間をかけずに選択し決断している」ということも書かれていました。

 例えばランチメニューや休日の過ごし方など、判断すべき場面では躊躇することなくいずれかの判断を自分で行っているんだという話でした。

 大事なことを身の回りの些細な選択の場面で直感力を磨いておくことで、あれこれ悩んでいて決断ができない人ほど仕事もうまくいかないのではないか。直感力を磨くには、日頃の生活の中でのちょっとした判断の場も大切にしなければいけないという話です。

 判断を行うということはとても難しいことだと思いがちですが、私たちの日常の中には常に判断と決断が必要な場面が、大なり小なり連続しているというのは新鮮な考え方でした。

 皆さんはいかがですか?

■まずは決断してみることの大切さ

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  会社の事業運営を左右するような場面では「すぐに最終決断をする」ということは難しいと思いますが、その前段で小さな決断を繰り返すということは大切だと思います。

 例えば大きなプロジェクトが動こうとする時に、いきなり「この内容で進もう!」という決断や判断は無理だと思いますが、「まずは準備室を作ってみよう」という判断は出来るのではないでしょうか。

 逆に日常的に発生する細かな事項については出来るだけ迅速に判断すべきで、判断すべき職位に就いているマネージャー職であれば、その決断の早さは職務上とても重要なことだと言えます。

 なかには判断を行わず「まずは判断するための材料を用意してよ」と部下に指示するマネージャーもいますが、それではいつまで経っても案件を前に進めることが出来ないので。部下は徐々に疲弊していきます。

 いま手元にある情報や材料だけで、いま出来る判断や決断を行う。不足な情報に関しては次回の判断時期までに収集を指示し、自分自身でも情報収集を行う。これがマネージャーに求められる資質のひとつだと私は思います。

 また、一旦判断したことも状況や情報によって自ら覆す勇気も必要です。自分の判断に固執するあまり、他者の意見に耳を傾けないのでは本末転倒。

 一度自分で判断・決断したことでも、それを客観的な情報として自分の中に再度取り込むことによって、より正しい判断のための材料として活かせるのではないでしょうか。

 ただし、これをあまりやり過ぎると「朝令暮改」となってしまい現場に混乱を招きますので、いかに「直感力」を養って判断していけるかの訓練を怠り無くすることも大切だと思います。

 常に直感力を養って、判断や決断が必要な場面では迅速に行う。行った判断は常に冷静に分析し続ける。そうすることが大切なんだなと感じた記事でした。