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〔P〕古民家が子ども達の憩いの場「甘草屋敷子ども図書館」

 仕事の関係で山梨に出かけることが多いのですが、塩山駅のすぐ近くにある古民家にとても素敵な施設がありました。子ども達がゆっくりとくつろげる素敵な施設なんです。

■古民家を利用した図書館

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(http://www.koshu-kankou.jp/map/rekishi/kyuutakanokejuutakukanzouyashiki.html)

 JR塩山駅の北口すぐのところにあるのが、重要文化財の「甘草屋敷(かんぞうやしき)」という古民家。甲州民家の代表的な建造物で、江戸幕府の命を受けて漢方薬の原料「甘草」を栽培したことが名前の由来となっています。

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 その甘草屋敷と同じ敷地内にあるのが「甘草屋敷 子ども図書館」という施設。甲州市立図書館の分館という扱いになっていますが、古民家を利用したとても温かい雰囲気の図書館なんです。

 この図書館は平成14年に開館した施設で、「子どもと本の出会いの場」として開設されています。建物は温かみがあり、中に入ると畳敷きの閲覧場所が用意されたとても素敵な空間なんです。

 こんな素敵な場所でノンビリと本を選べるというのはとても素敵なことだなと思いましたが、そう思うのは案外大人のほうかもしれませんね。

 古民家と地域との架け橋となる子ども図書館。塩山方面に行かれたらぜひお立ち寄りください。

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◇「甘草屋敷 子ども図書館」
住所:山梨県甲州市塩山上於曽1651
  (JR中央線塩山駅徒歩1分)
(蔵書点検による休館2月26日(水)~28日(金))

■地元の方々が作られた心温まるお土産

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 甘草屋敷にはこじんまりとしていながらも売店が併設されています。運営は地域の方々がボランティアで行っていらっしゃるとのことで、近所の方々が日替わりで店番をしています。

 この売店で売られているのはいわゆる観光土産ではなく、地元の方々が手作りされた小物や食べ物がメインなんです。大量生産されたであろうストラップなどが並んでいないのが、逆に新鮮でとても落ち着くなと思いました。

 今回買い求めたのが眼鏡置きとブンブン独楽。眼鏡置きは90才のおばあちゃんが作ったもので、牛乳の空きパックをリサイクルしているんだそうです。とても丁寧でとても綺麗な眼鏡置きなので、会社の机の上と自宅の机の上にそれぞれ置いて使っています。

 大勢の人が訪れる訳ではありませんが、それだけに落ち着いてノンビリ出来るとても良い場所です。皆さんも機会があればぜひ一度お出かけください。