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夢を追っていても力まない

 昨日は仕事が終わってから職場内での懇親会が行われましたが、若手社員と話をしていて「へ〜、すごいね」と感心する話を聞きました。幼い頃からの夢を追い続けているのに、肩に力が入っていないんです。

■夢を追うために奨学金で専門学校を卒業

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 若手社員のMさん。専門学校を卒業して3年目という女性社員で、いつも明るくテキパキと仕事をこなしてくれる社員です。先日、職場の懇親会で彼女と話をする機会がありましたが、とても興味深い話でした。

 彼女は難関の公的資格を取得するために専門学校に通っていましたが、学費をすべて奨学金でまかなっていて、現在は働きながらコツコツと返済しているということでした。

 彼女のご両親は健在で専門学校に行くにも金銭的な不安は無かったようですが、「両親に少しでも負担をかけたくなかったので」と話す彼女の笑顔には屈託がなくて、ごくごく当たり前のことをしているという雰囲気でした。

 入社後も勉強を続けて昨年無事に公的資格を取得したMさん。今ではプロジェクトのリーダーとして諸先輩方を相手に堂々と施策を展開していますが、肝の据わった彼女の仕事ぶりを見ると気持ちの強さを感じます。

 公的資格を取得してもそれを生かせなければ意味が無いと語る彼女は、それでも力むことなく素直で明るく積極的に仕事に取り組んでいます。

 夢を叶えるために頑張ってはいるものの力まない。その"力まない素直さ”が周囲の理解を得て協力してもらえる一番の理由なんだなと思いました。

 素直で明るいというのは大切ですよね。

■資格を取るのがゴールではない

 1年と4月には英会話教室の申し込みが集中したり、各種資格取得の通信教育の申し込みが増えるんだそうです。

 心機一転で何か勉強をしたり資格取得を目指す人が増えるということだそうですが、そのまま継続して学び続ける人は半分ほど。半分の人は途中でやめたり他のことに取り組んだりするようです。

 私が昨年4月から週一で通っている手話教室も、現在ではスタート時の半分弱まで参加者が減りました。

 辞めていった方々はそれぞれお個別のご事情があって通い続けることが出来なくなった人ばかりですが、残った方のほとんどは「将来、何らかの形で社会に貢献したい」という方々ばかりで、中には個別具体的な取り組み内容まで思い描いている方もいらっしゃいます。

 勉強をしたり資格を取得したりするのはあくまでも手段であって、「何をしたいか」を具体的にイメージしておくことがとても大切。そんなことに気づかされました。

 皆さんは、何か将来の夢を描いていますか?