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「登山外来」で健康チェック

 秋も深まって来て週末は各高速道路も混雑しているようです。関東地方は山間部で紅葉が真っ盛りですので、秋山登山で出かける方も多いのではないでしょうか。中高年の登山ブームもまだまだ盛り上がりを見せていますが、その分、中高年の山での健康トラブルも増加しているようです。

 そんな中高年の健康トラブルを防止するため、 北海道でには中高年を対象とした「登山・ウォーキング外来」が注目されています。

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 9月から登山・ウォーキング外来を始めて注目されているのは、 北海道苫小牧市にある「苫小牧東病院」。 同病院の船木副委員長が道警山岳遭難救助アドバイザーに任命されたのを機に、登山やウォーキング前の健康チェックやアドバイスを行うために開設されました。

 登山外来は他にも開設している病院があるようですが、 呼気ガス分析を導入しているのは全国初だということです。 登山外来というのはどういうことをやるのか興味深いのですが、歩行器で歩きながら心電図や胸部レントゲン、呼気分析などを行い、心肺機能を重点的に検査することによって心筋梗塞などの原因が発見されやすくなるようです。

 また、検査結果を見て個々の健康状態に合わせたアドバイスももらえるほか、滑落や転倒を防ぐバランス機能も検査してもらえるようです。検査時間は2時間程で検査料は1万8千円。 病院が近くならぜひ検査して欲しいなと思ってしまいました。

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 そんなことを考えながら調べていたら、東京新宿の東京医科大学病院にも「登山者・高山病外来」という外来診療がありました。こちらは登山に関する健康チェックや高山病予防薬の処方などを行っているようです。

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 また、「山岳医療情報」というサイトがあり、北海道札幌市の心臓血管センター北海道大野病院・附属駅前クリニックの大城医師が開設しています。こちらも充実した検査とアドバイスが受けられるようです。

 こういった外来が増えて来ると中高年にはありがたいですよね。健康のための登山であれば事前のチェックも怠り無く。自分自身にもそう言い聞かせています。