創業から100年以上経つ会社は日本に3万社以上あり、世界で最も数が多いのが日本なのだそうだ。そういった創業から長い会社を『老舗』と呼ぶが、文房具の世界でも“スケッチブック”のマルマンが創業100周年を迎えている。
マルマンが創業100周年
マルマンといえばスケッチブックやレポート用紙、ノートやルーズリーフなどで有名な文具メーカーだが、今年で創業100周年を迎えた老舗の文具メーカーだ。100年前といえば1920年(大正9年)。マルマンでは創業100周年を記念して「マルマン創業100周年記念 特設サイト」をオープンした。
特設サイトでは100周年記念として様々なイベントが用意される予定だが、現在は「アンケートに答えて当てよう!限定グッズキャンペーン」を実施している。限定グッズは「巨大図案スケッチブック+マルマン商品詰め合わせ」「100th記念Tシャツ」「100th記念バッチセット」の3種類で、今年5月2日から来年2021年2月28日まで毎月プレゼントされるキャンペーンだ。
今後も特設サイトでいろいろなキャンペーンが開催されるようなので、定期的にウォッチしておく必要があるかもしれない。楽しみな100周年記念事業だ。
ロングセラー商品はシンプルで使いやすい
マルマンといえば真っ先に頭に浮かぶのが、表紙が独特のデザインの「図案スケッチブック」だろう。1920年の創業時に販売していた商品がスケッチブックで、実用新案特許を取得して都内、関東、東北地区の官公私立中学校約600校に学習用として納入していたそうだ。
その後、ノートやバインダー、スクラップブックなど様々な紙製品を手がけて現在に至るのだが、スケッチブックもレポート用紙もシンプルで飽きのこないデザインを保ちながら、紙の品質は確実に高くなっているのが素晴らしい。だからこそのロングセラー商品なのだろうと思う。
こういったシンプルで使いやすい商品は、デジタル化が進む世の中になっても使い続けられて欲しいものだ。