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申し込みは12月1日まで!フィンランドから「サンタさんからの手紙」が届く

 今日で11月が終わり明日から12月に入る。今年も残すところ1ヶ月あまりとなった。寒さも本格的になってきてコートの襟を立てて歩くことが多くなってきたが、、これから年末までが忙しいという人も多いだろう。何かと慌ただしい時期に入ってきたが、街は徐々にクリスマスムードが漂ってくるようにもなる。

「サンタさんからの手紙」が間もなく締め切り

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 毎年お知らせをしている「サンタさんからの手紙」というサービス。フィンランドから国際郵便でサンタクロースからの手紙が届くというサービスだが、子ども達だけではなく大人にとっても楽しいサービスだ。

「北極圏のサンタさんへ…」と、世界中の子どもたちからフィンランドのサンタクロース宛に、毎年数十万通もの手紙が寄せられます。フィンランドのロバニエミの人々が「子どもたちの夢を壊すわけにはいかない」と返事を書いていたのがきっかけとなって、サンタクロース中央郵便局が開設されました。 毎年世界約150 カ国から手紙が届きます。なかでも日本の子どもたちから届く手紙が一番多く、近年ではあまりに多くの手紙が寄せられるために、その全てにお返事が出せなくなってしまいました。 そこで日本・フィンランドサンタクロース協会が設立され、日本中どこからでもフィンランドに住むサンタクロースと手紙のやり取りができる「サンタさんからの手紙」が誕生したのです。

 このサービスが始まったきっかけは、1920年代フィンランドのラジオ局が流した「サンタクロースは、耳の形をしたコンバトントリという山に住んでいる」という放送。放送を聞いて「サンタクロースはフィンランドの北極圏に住んでいる」という話が世界中に広がった。

 世界中から届くサンタクロースへの手紙。 子ども達の夢を壊してはいけないとフィンランド政府が作ったのがサンタ郵便局だ。北極圏に近い町ロバニエミに作られたサンタクロース中央郵便局には、毎年世界中の子ども達からたくさんの手紙が届くようだが、とても素敵な話だなと思う。

 その「サンタさんからの手紙」の締め切りが、いよいよ明日12月1日までとなった。他にも同様のサービスがあるようだが、今回ご紹介しているサービスは明日までが締め切りとなっているので、申し込みを忘れている人はお忘れなく。

サンタクロースの思い出

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 昭和40年代に少年期を過ごした私も、クリスマスの時期になるとサンタクロースがやってくるのをワクワクして待っていた。当時は欧米文化が素晴らしいといわれていた時代だけに、テレビで流れるアメリカのホームドラマが憧れの世界でもあった。

 そんな私の夢を気持ちよく壊してくれたのは3才年上の兄で、兄や姉が弟や妹を現実に引き戻すというのは、どこの家庭でも繰り広げられる光景だろう。「サンタなんかいるわけないだろう」と冷たく言い放つ兄の言葉に愕然としつつも、それでも自分にだけはサンタが来ると信じていたことを懐かしく思い出す。

 それから40年以上が経ったが、今でもクリスマス時期になるとなんだかソワソワしてしまう。それはきっと、クリスマスというイベントと様々な思い出とがリンクしているからだろう。

 若い頃に経験した素敵な思い出やほろ苦い思い出、子どもが生まれてからは幼いむすこと一緒に過ごした楽しい思い出、そんな思い出がクリスマスソングを聴くたびに頭の中にふわっと浮かんでくる。だからこの時期になるとソワソワするのだろう。

 日本でクリスマスが一大イベントとして扱われるのは、そういった「クリスマスの思い出」を持った大人達が、次の世代を担う子ども達のためにいそいそと準備をするからという側面もあるだろう。クリスマスには宗教的な意味合いももちろんあるだろうが、そういった「優しさ」を思い出すイベントとして続くのもまた良いことではないだろうか。