ペーパーレス化や電子書籍の台頭で紙の需要は減ってきているようだが、文房具の世界では紙製品の人気は相変わらずだ。その中でも、レターセットなど手紙を書くための文房具はどのお店でもたくさんの商品が棚に並んでいて、まだまだこの分野の需要は多いようだ。
レターセットなどを収納するための専用ボックス
https://www.kingjim.co.jp/sp/kamifumibako/
文房具だけでは無くユニークな電子文具なども発売しているキングジムは、レターセットなどを整理し収納するための専用ボックス「紙文箱(カミフミバコ)」を発売する。同社の"日々をたのしむ"をテーマとした文房具ブランド『HITOTOKI(ヒトトキ)』の新ラインアップで、発売開始予定日は2018年10月5日、価格は1,850円(税別)を予定している。
https://www.kingjim.co.jp/sp/kamifumibako/
日本には昔から手紙などをしまっておく「文箱(ふばこ)」という道具があるが、それの現代版という感じだろうか。今回発売される「紙文箱」は届いた手紙では無くこれから書くレターセットなどを整理する道具だが、素材が紙というのがまずは柔らかい印象で良いなと思う。
最近では手紙を書く機会が少なくなったが、それでも我が家では切手やレターセットなどを小さなプラスチックケースで保管している。手紙を書く機会は少ないものの、封筒を使う機会というのは案外多く、一筆箋も活躍する機会が多い。それだけに綺麗に整理しておくのは大切なのだが、切手や一筆箋などサイズがバラバラなのでなんとなく雑然と整理してしまうというのが現実だ。
今回発売される「紙文箱」は、4つのスペースが用意されていて、それぞれレターセットや切手などの道具を機能的に整理できるようになっている。まさに、手紙用品専用の収納ボックスだ。
フタのついたスペースにはマスキングテープなども収納することができるので、手紙用品に限らずクリップなどの文房具類を整理するのにも便利だし、領収書などを封筒に入れて保管しても良いかもしれない。
カラーバリエーションは3色で、赤は郵便ポスト、ストライプグリーンは便箋、茶は封筒をモチーフにしているそうだ。使い方が色々と考えられるシンプルな道具なので、今から発売が楽しみだ。
商品特徴
大きさの違う4つのスペースが用意されていて、手紙用品を大きさごとに分類して収納することができる。フタの裏側はレターセットやメモパッドなど大きなものを収納できるスペースになっている。
手前には一筆箋やシートシール、切手シートなどを収納できるスペースがある。また、透明なフタが付いた2つのスペースがあるので、ハガキやマスキングテープ、シールなどの細かいものを収納することが可能だ。
レターセットやメモパッドなど、大きなものもゴムバンドで支えて収納することができる。ゴムバンドが備え付けられているので、入れたものがひとまとめになり落ちることも防いでくれる。