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【お出かけ情報】SNS映えする図書博物館「東洋文庫ミュージアム」を堪能してきた

今週のお題「ゴールデンウィーク2018」

博物館は写真撮影禁止の場所がほとんどだ。展示物の物理的な損傷を防止する意味もあるだろうし、知的財産としての保護目的ということもあるだろう。しかし、東京都内には「フラッシュを使わなければ撮影可」という図書の博物館があり、しかも珍しい図書の展示を行っているらしい。ゴールデンウィークの休みを利用して行ってきた。

東洋学の図書を集めた博物館

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東京都文京区本駒込にある公益財団法人 東洋文庫は、アジア全域の歴史と文化に関する東洋学の専門図書館であり研究所も有している。90年以上前の1925年に設立された東洋文庫は、アジア最大の東洋学センターとして研究を行っている。

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東洋文庫の1Fと2Fにある図書専門の博物館が、2011年に開館した東洋文庫ミュージアムだ。東洋文庫の創設者である岩崎久彌が、1917年に北京駐在のオーストラリア人G. E. モリソン博士から購入した貴重な書籍の数々が展示されたモリソンルームなど、東アジアに関する貴重な書籍・絵画・冊子等が展示されている。

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決して広い展示スペースではないが、開放的な1Fの展示ルームやその奥にある庭園とレストラン。そして、圧倒的な迫力で見るものを圧倒する2Fのモリソン書庫など、本好きであれば地味にじわっと感動すること間違いない。しかも、フラッシュを使わなければ撮影可というのも嬉しい。実にSNS映えする博物館なのだ。

名庭園の六義園もすぐ近くなので、ゴールデンウィークや週末にセットで散策するのも良いだろう。

■「東洋文庫ミュージアム」

住所 東京都文京区本駒込 2 - 28 - 21
開館時刻 10:00-19:00
休館日等 毎週火曜日(他にも休館日あり)
http://www.toyo-bunko.or.jp/museum/museum_index.php

開放的な展示ルーム

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1Fは吹き抜けの開放的なオリエントホール。展示物の他に「江戸大絵図」の巨大レプリカなども展示されている。

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オリエントホールの向こう側には庭園があり、その奥にレストランが併設されている。

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レストランへは屋根付きの小径、「知恵の小径」が続いている。

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2Fのモリソン書庫から入り口付近を俯瞰する。開放的だ。

圧倒的な迫力のモリソン書庫

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東洋文庫で最も有名なモリソンコレクション。じっと見上げているだけでも圧倒される。書籍には触れることができないが、圧倒的な迫力と美しい装丁を目の当たりにできる。

回顧の路と展示室

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ちょっと神秘的な回顧の路。 

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展示室には様々な書籍が展示されていて、企画展も行われている。コンパクトな展示でじっくり見ても時間がかからないし、一つ一つをじっくり見てこそこのミュージアムの良さがわかる。

ミュージアムショップとお土産

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受付前のスペースにあるのがミュージアムショップ。文房具類を中心にオリジナル商品がずらりと並んでいて、文房具好きとしては展示物以上に見入ってしまう。

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今回のお土産は特製のしおり。

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大きめのしおりだが、裏はモリソンの旧蔵書に貼られている蔵書票が図柄として使われている。東洋文庫の雰囲気がたっぷりと楽しめるお土産だ。