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キュートな「ダイモ ラベルキュティコン」に『クリスマス限定パッケージ』が登場!

レトロな道具なのに何となく新しく感じる。時々、そんな"古くて新しい"道具に出会うことがある。作られた当時の機能はそのまま搭載したものもあれば、見た目は変わらず中身が進化したというものもある。シンプルな機能のものほど故障も少なく機能も変わらないが、そんな素敵な道具にクリスマスバージョンが登場した。

レトロで新しいダイモの「クリスマス限定パッケージ」 

ダイモ テープライター キュティコン クリスマス限定パッケージ テープ2巻付

 大好きな文房具のひとつがダイモだが、キュートなボディの商品にクリスマス限定バージョンが登場した。「ダイモ テープライター キュティコン クリスマス限定パッケージ」だ。

通常品のテープにクリスマスカラーのメタリックテープが2巻ついて、合計定価よりもお得な2,300円(税別)で販売されている。新商品というよりは、クリスマスならではの限定パッケージという位置付けだ。

今回の企画商品は、ダイモのラインナップのなかで一番人気のラベルキュティコンをパッケージ化したもの。サイズは「横78mm×奥行75mm×高さ140mm」で、手軽に使えるコンパクトサイズだ。なによりも、曲線を多用したデザインは優しい雰囲気と可愛さを醸し出していて、まさにキュートと呼びたくなる形状だ。 

ダイモ テープライター キュティコン クリスマス限定パッケージ

9mm幅のダイモテープに対応しており、打刻したい文字を選んで上蓋をカチカチと押すとテープに文字が打刻される。テープはプラスチックでできていて、文字が印刷されるのではなく盛り上がるように刻まれる。まさに「打刻」されることで、盛り上がったプラスチックテーブ部分が白く変色して文字になるという一風変わった方式だ。
そのおかげで文字がかすれにくく、独特の風合いのラベルが出来上がる。

ダイモ テープライター キュティコン クリスマス限定パッケージ

ダイモは1957年にアメリカで誕生した商品だ。カリフォルニアのバークレーで誕生した エンボスラベルメーカーで、 世界100か国以上で現在販売されてる。ロングセラーでかつワールドワイドな商品だと言えるだろう。

日本でも1970年代以降にヒット商品となったが、漢字文化の日本では徐々にテプラを代表とするラベルメーカーに取って代わられるようになった。

それでも、電源不要でレトロな雰囲気のダイモは、文房具ブームに乗って再び人気が出てきた商品だ。これからも販売は拡大してくるのではないかと思う。

根強い人気の「ダイモテープライター」 

テプラ

我が家では名札付けに「テプラ」を使っているが、学生時代も会社に入ってからも個人的に一番使っていたのは「ダイモテープライター」だった。

円盤状になった文字盤を指で回してセットし、表示された文字を一文字一文字打刻する。文字盤はアルファベットの大文字・小文字やひらがな・カタカナなどがあった。

ノートや筆箱などに名前を書く場合でも、汚い字で手書きするよりも断然カッコ良くて、一文字ずつカチカチと作っては貼ったものだ。漢字を打刻することができないので長い文章は打てないが、名前や番号などはお手のものだった。

最近は使われなくなったのかと思いきや、まだまだ人気の道具だ。レトロ感覚で楽しむというのではなく、事務室の電源コードに取り付けるタグに貼り付けたり、サーバ室のサーバ機器に取り付けるコードのタグに認識番号を貼るのに便利なのだとか。電源が不要で静電気が発生しにくく、軽量コンパクトなのが重宝されているのだとか。

もちろんレトロ感覚で楽しむのも楽しいし、アイデア次第では色々なことに使えるのだろうなと感じた。最近ではさらに小型で安価なものが発売されているので、それを一つ引き出しに入れておいても便利だろう。

ダイモで顔文字を打つ強者もいるそうなので、一度チャレンジしてみたいと思う。