ボールペンでメモをとり、ラインマーカーで重要な部分に線を引く。あるいは手元に資料や書籍などの印刷物にマーキングする。それがラインマーカーの一般的な使い方だろう。最近ではラインが引きやすいように窓が開いたものや、色鉛筆のように消せるものなど様々な商品が発売されている。さらに、芯の形状を変えることで、活用の幅を大きく広げた商品も発売された。
丸芯を採用したラインマーカー
トンボのマークがシンボルの株式会社トンボ鉛筆が、丸芯と超極細芯の2本を備えた「プレイカラードット」を10月に発売した。水性染料のマーキングペンだ。
http://www.tombow.com/press/171016/
このマーキングペンは、直径約5㎜の円柱形芯と約0.3㎜の超極細芯を軸の両側に備えたツインペンだ。特長は何と言っても、丸い形状の芯で、スタンプ芯と呼ばれるこの芯を垂直に押すと、スタンプのように約5㎜の点を書くことが出来る。また、円柱状の芯なので普通に持って書くと、縦横で太さの違う特徴的な線を描くことが出来る。
http://www.tombow.com/press/171016/
文字や図形の一部分を強調させるラインマーカーとしての役割りはもとより、スケジュールを始まりと終りをマークして線表を引くなど、新しい使い方も出来るだろう。ラインマーカではあるものの、水性サインペンとしての要素の方が強いかもしれない。
http://www.tombow.com/press/171016/
また、超極細芯でラインの上に目立つように書き込みをするなどこれ一本で色々な用途に使えそうだ。カラーも12色揃っているので、ラインマーカーとして使うよりはサインペンとして使う方が合っているのかもしれない。
価格も手頃で3色セットや12色セットもあるので、好みや用途で揃えても良いだろう。手書きPOPやイラストを描く人にとっても、重宝する商品だろう。
トンボ鉛筆 水性サインペン プレイカラードット 12色セット GCE-011
- 出版社/メーカー: トンボ(Tombow)
- 発売日: 2017/10/11
- メディア: オフィス用品
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ラインマーカーも多種多様
これまでも色々なマーカーをご紹介してきたが、一昔前のように「資料の重要な部分に線を引く」という使い方だけでは無くなってきている。書いたり、塗ったり、描いたりと一本で色々な使い方が出来るものが多い。
また、乾きにくいものやクレヨン状のものなど、材料自体にも工夫が凝らされているものも多い。ちょっとしたことながら、一本数百円、下手をしたら100円ちょっとの商品に対してここまでの工夫が凝らされているというのもすごい。
文房具好きとしてはこういう部分にも惹かれるし、感心することしきりなのである。