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【イベント情報】紙にまつわる展示会、東京「紙のかたち展2」、大阪「紙マーケット」

文房具にはいろいろなジャンルと商品がある。ペンやインク、ノートや定規やペンケースやファイルなど、ありとあらゆるものが文房具として世の中に登場している。そのなかには「紙製品」があるが、文房具好きのなかには素材としての紙そのものが好きな人もいる。私もその一人だ。

素材としての紙の魅力

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一口に「紙」と言っても種類や厚さ(斤量)は様々で、世の中にはそれこそ星の数ほどの素材としての紙がある。

洋紙と和紙のように原料の異なるものもあれば、コート紙やマットコート紙など質感の違うものもある。さらに、型押しやラミネートなどの加工を考えると相当数の種類がある。

そういった素材としての紙を用途によって選んだり、紙の種類によって印刷方法を変えたりするのもまた楽しい。そうすることで、出来上がる製品に特徴を与えることができるし、そういった作業を楽しむということもできるからだろう。

紙を見て触っただけでワクワクしてくるのは、それを使って出来上がる製品を色々と想像できるからだろうと思う。

東京と大阪で開催されるイベント

紙を中心として開かれるイベントはいくつかあるが、今月は東京と大阪でそれぞれ紙に関するイベントが開催される。どちらも紙関係や印刷関係ではとても有名な会社なので、イベントをきっかけとして訪れてみるだけでも価値がありそうだ。

東京:「紙のかたち展2」

「紙のかたち展2」HP

東京ですでに始まっているのが、株式会社竹尾の「紙のかたち展2 ふわふわ、ごろごろ、じわじわ」というイベントだ。同社は一般印刷用紙及び特殊印刷用紙の販売・輸出入・企画開発を行っている会社で、神田錦町にある見本帖本店には素敵な紙がずらりと並んでいて一見の価値ありだ。

私も以前、年賀状関連のイベントをみに行ったことがあるが、展覧会も楽しく拝見させていただきながらも、一階の見本帳がずらりと並んだ部分が非常に楽しくて興味深かった。12月1日まで開催されているので、ぜひ足を運んでみたいと思う。

大阪:「紙マーケット」

「紙マーケット」HP

大阪で10月21日・22日の二日間で行われるのが、レトロ印刷JAMが開催する「第4回 紙マーケット」だ。レトロ印刷JAMはその名の通りレトロな印刷を行ってくれる会社で、個性的なオリジナルの印刷物を作ることが可能だ。

紙マーケットは紙自体を販売するイベントで、レトロ印刷JAMなどの印刷会社の倉庫にむっている紙を安価で購入することができる。印刷機にかけるには小さい紙やコースター容姿の端切れなど、個人で小ロットを印刷したら工作したりするには最適の用紙ばかりだ。近くだったらぜひ行きたいと思わされる素敵なイベントだ。 

環境保護と紙の削減

紙の使用量が年々減ってきている。資料の電子化が進み、書籍も電子化されてきていることを考えれば、それも当然のことだと言える。しかし、だからといって紙製品が消えてしまうことはないだろう。 

一時は「会議資料は印刷・配布しない」という企業も多かったが、今では紙資料は一切配布しない、または一切プリントアウトしないという企業は少ないのではないだろうか。セミナーなどでも同様だろう。

また、紙にはざっくり分類すると洋紙と和紙があるが、日本古来の伝統工芸品である和紙の出荷額はそれほど落ち込んでいない。「平成27年度製造基盤技術実態等調査報告書」によると、出荷量総量はわずかに減少しているものの、和紙製造事業所一事業所当たりの出荷量は増加しているのだ。

出荷量総量が減少しているのは製造する事業所が減少しているのが原因で、職人さんの高齢化や後継者不足が課題となっているのだろう。和紙の需要自体は、現在のところ大きく落ち込んでいるわけではないようだ。

和紙だけではなく、紙には触っていると無条件で安心できる温かさがある。和紙には軽くて丈夫だという特性があるなど、紙自体にはまだまだ活用の可能性がありそうだ。使い捨てではなく、活用するために紙を使う。そんな使い方を考えるのもまた楽しいかもしれない。