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滋賀県のご当地文房具「とびだしとび太くんテンプレート」

"理由(わけ)もなく惹かれる"という商品がある。形状であったり質感であったりと惹かれるポイントは様々だが、直感的に心に響くモノというのは持っているだけで楽しい。先日、そういった直感的に好きになったモノ関連の商品を手に入れた。

交通安全標識「とびだしとび太くん」のテンプレート

とび太くんテンプレート
http://www.kokuyo.co.jp/com/press/2017/09/1984.html

9月20日にコクヨ工業滋賀が販売を開始した「とび太くんテンプレート」。価格は一枚450円(税別)で簡易なケースも付属している。

交通安全の標識としておなじみの「とびだしとび太くん」は、滋賀県東近江市が発祥の地。製作・販売を手掛けている  工芸と、コクヨのグループ会社であるコクヨ工業滋賀とのコラボレーションで発売されている。

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コクヨ工業滋賀は「びわこ文具」というシリーズでご当地文房具を発売しており、どれも地元愛にあふれた商品ばかりだ。 琵琶湖を簡単に描くことができるテンプレートや、琵琶湖の情報が巻頭に記載されている手帳などはその最たるモノだろう。

そういった地元愛に満ちた「びわこ文具」については、折を見てご紹介させていただこうと思う。

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さて、そもそも「とびだしとび太くん」とはなんだという話だが、横断歩道や交差点などに設置されている交通安全啓発のための看板のことだ。いがぐり頭の子どもが今にも飛び出しそうなポーズをとっていて、どことなく愛嬌のある素朴な雰囲気がとても良い。

この看板を作っているのが滋賀県東近江市の久田工芸。昔もいまも変わらぬ雰囲気のとび太くんだが、学生服を着ていたりカメラを持っていたりと案外バージョンが多い。

東近江市発祥だということでコクヨ工業滋賀とのコラボで「とびだしとび太くんテンプレート」が生まれたわけだが、店頭販売されているのは滋賀県の店舗だけというのがまた良い。滋賀県の人にまずは買って欲しい、あるいは滋賀県の人に買ってもらえればそれで良いということなのだろうか。

私のように地元以外の人は、コクヨのネット通販で買うしか方法がないが、それもまた楽しいなと思う。

www.kokuyo-shop.jp

さっそく使ってみる

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さっそく袋から取り出して、台座を加工してケースを作ってみた。台座には切り取り線があるので、それを頼りに2ヶ所にハサミを入れるだけだ。台座には琵琶湖・淀川水系のヨシ紙を使用しており、地元産にこだわる姿勢が良い。

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ケースに入れるとこのとおり。簡易ケースとはいえ、手触りも良くてなかなかの出来映えだ。テンプレートだけだと汚れやすくて傷がつきやすいので、ちょっとしたことだがありがたい。  

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テンプレートはとび太くんが描けるだけではなく、 電柱や道路標識、横断歩道や飛び出し注意の動物などが描けて楽しい。これをどこに書くんだという話は置いといて、まずは楽しい道具だなと思う。

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ロクブンノイチ野帳に挟んでみると、出っ張りが飛び出してとても良い栞になる。良く見ると、とび太くんのシルエットが描かれているのが憎いデザインだ。

持っていて楽しい。そんな道具を安価で手に入れられて満足だし、そこがまた文房具の楽しいところだなと思う。