文房具好きで本好きなので、大型書店で文房具が充実しているお店は楽しい。一粒で2度おいしい感じだ。都内でもそういったお店は何店舗もあるが、意外と穴場なのが羽田空港への玄関口である浜松町だ。時間あれば羽田空港に行く前に少し立ち寄ってみたいお店がある。
浜松町の高層ビル
東京の浜松町はJR線や地下鉄線など、様々な路線が交わる駅だ。さらに羽田空港への玄関口として、古くから東京モノレール羽田線の発着駅として賑わってきた。今でこそ京浜急行で横浜方面や品川方面に出ることもできるし、リムジンバスも首都圏各地へ路線が延びている。しかし、依然としてメインなのは東京モノレールだろうと思う。
その浜松町駅に隣接しているのが、世界貿易センタービルディング。毎日大勢の人が行き来しているが、どこか昭和の香りが漂うビルでもある。
それもそのはず、世界貿易センタービルディンぐは40階建てのビルだが、1970年に竣工した高さ152mの超高層ビルだ。1970年と言えば日本万国博覧会(大阪万博)が開催された年で、日本は高度経済性長期まっただ中だった。
今でこそ50階建てや60階建てのビルもあるが、1970年当時で40階建てというのはかなりの高さだったことが想像できる。
JRから東京モノレールに乗り換える辺りの天井の低さなど、昭和生まれで昭和育ちとしては妙に居心地の良いビルでもある。
ビルの中の大きな書店
モノレール浜松町駅に行く階段のそばに、書店の入り口がある。文教堂書店浜松町店だ。大勢の人がモノレールから降りてきて賑やかだが、書店に入る人は案外少ない。いや、実際には結構な数のお客さんが入っているのだが、人の流れが圧倒的に多いので少なく感じるのだろう。
書店も広くてかなりのスペースがある。小説を買って行く人も多いだろうし、場所柄か旅行雑誌やガイドブックを買って行く人も多いだろう。そういった種類の棚が賑やかだ。
■文教堂書店浜松町店
営業時間 10:00~21:00
定休日 元旦
電話番号 03-3437-5540
場所 世界貿易センタービルディング別館2F
ステーショナリーコーナーも広い
広い店内の奥に行くとステーショナリーコーナーがある。店舗面積が広いのでステーショナリーコーナーがそれほど広くは見えないが、なかなかどうしてかなりの面積がある。ビルの中にはオフィスも相当数入っているので、これだけの品揃えが必要なのだろう。
ステーショナリーコーナーへの入口には、新商品や注目商品がキチンとディスプレイされている。当たり前のことのようだが、こういった部分がキチンと出来ているお店は案外少ない。
A4サイズを二つ織りでコンパクトに持ち歩ける「コンパック」や、段ボール箱を開封しやすいハサミ「ハコアケ」など注目の商品がさりげなく並んでいる。また、最近発売された立つ付箋「タテトコ」も全種類が揃っている。なかなか楽しい。
ステーショナリーコーナーの奥に足を進めると、細かな文房具が取り揃えられていて、「事務用品」と呼べるものが何でも揃う感じだ。オフィスの方々には頼もしい存在だろう。
さらに奥に行くと、一転して高級筆記具が置かれている。鍵のかかるガラスケースに、ズラリと高級万年筆などが並んでいるのは壮観な風景だ。さらに、近くには和紙でできた商品や英語表記の商品などもあって、外国の方がお土産として買って行けるものも置いてある。
レトロな雰囲気の漂う書店は、飛行機に乗る前に少し立ち寄ってみたいお店だ。機会があれば皆様ぜひお立ち寄りください。
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